講座「キリスト教美術をたのしむ」でもおなじみの美術史家・金沢百枝さんとともに、中世ロマネスクの聖堂をめぐるツアーを企画しました。2018年春は南イタリア・プーリア地方(トラーニ、レッチェ、オトラント他)を旅します。





金沢さんから
博士論文を書いているときから、つぎに研究するのはオトラント大聖堂のモザイクにしようと決めていました。ロマネスク美術の魅力、中世の人々の世界観がそこに凝縮しているからです。調査のために南イタリアをめぐりはじめたのは10年ほどまえのこと。青い海、青い空、迷宮のような白い町。ロマネスクの時代にこの地を制したのは、もとは傭兵としてフランスからやってきたノルマン人たち。彼らが建てた聖堂と城が各地にのこっています。この地域は古代からギリシアの影響がつよく、ラヴェンナにおとらぬほどの色あざやかなガラスモザイクをみることもできます。もちろん、ロマネスクらしい愉快な柱頭彫刻も。汲みあげ湯葉のようなふわっふわのチーズ、大きなパン、ひよこ豆の郷土料理など、食事もたのしみです。


期間……2018年3月13日(火)-19日(月)/7日間
定員……最少10名‐最大18名(添乗員同行)
代金……478,000円
     388,000円(バーリ/ホテル合流・レッチェ/ホテル解散プラン=
     3月13-18日)
     +58,000円(ひとり部屋利用追加代金)
予約……株式会社ユーラシア旅行社ロマネスク担当
     T03-3265-1640(平日10‐18時)
     http://www.eurasia.co.jp/travel/tour/QISP
     *詳しい旅行条件を説明した書面をお渡し致しますので、
     事前に御確認の上お申込み下さい


3月13日(火)
成田 or 羽田→乗継→バーリ or ブリンディシ
□宿泊=バーリ/パレスホテル

3月14日(水) *金沢百枝さん同行
トラーニ大聖堂+旧市街
カステル・デル・モンテ
*海岸に建つトラーニの聖堂は優美な貴婦人のよう。謎めいたカステル・デルモンテ城は外観もすばらしいですが、城内の光がまた格別です(金沢)
ビトント大聖堂+旧市街他
□宿泊=バーリ/パレスホテル

3月15日(木) *金沢百枝さん同行
バーリ大聖堂+サン・ニコラ聖堂+旧市街
*バーリはサンタ・クロースの起源とされる聖ニコラを奉じる街。旧市街のリノベートの成功例として都市論者にも評判です(金沢)
ファザーノ/ラマ・アンティカ遺跡(中世の洞窟聖堂・住居跡)
□宿泊=ファザーノ近郊/マッセリア・トーレ・コッカーロ(16世紀の邸宅を改装)

3月16日(金) *金沢百枝さん同行
ブリンディシ/サン・ジョヴァンニ・セポルコロ聖堂+サン・ベネデット聖堂+リベッツォ考古学博物館
*ビトントとブリンディシは大聖堂以外も小聖堂や修道院など見どころの多い街です(金沢)
サンタ・マリア・デ・チェッラーテ修道院
□宿泊=レッチェ/パトリアパレス

3月17日(土) *金沢百枝さん同行
カサラネッロ/サンタ・マリア・デッラ・クローチェ聖堂
*カサラネッロのガラスモザイクの青は脳裏に焼きつく美しさ。身廊のロマネスク壁画も魅力的です(金沢)
オトラント大聖堂+旧市街ほか
*オトラント大聖堂の床モザイクはヨーロッパ一の規模をほこるだけでなく、描かれた意匠のたのしさも群をぬいています。この床モザイクをみるためだけでも旅する価値がある、と個人的には思っています(金沢)
□宿泊=レッチェ/パトリアパレス

3月18日(日)
バーリ or ブリンディシ→乗継→
□機中泊

3月19日(月)
→成田 or 羽田


航空会社(利用予定)……アリタリア‐イタリア航空他
燃油サーチャージ・空港諸税・各都市宿泊税は旅行代金に含まれています
発着地……東京(国内線手配可能/大阪・名古屋・福岡・札幌等35都市)
食事……朝5・昼4・夕2(機内食含まず)
企画実施……株式会社ユーラシア旅行社
       102-8642 東京都千代田区平河町2-7-4 砂防会館別館4階
       *観光庁長官登録旅行業第975号
















金沢百枝 momo kanazawa

美術史家。東海大学文学部ヨーロッパ文明学科教授。西洋中世美術、主にロマネスク美術を研究。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。理学博士・学術博士。2011年、島田謹二記念学藝賞。2016年、サントリー学芸賞。著書に『ロマネスク美術革命』(新潮社)、『ロマネスクの宇宙 ジローナの《天地創造の刺繍布》を読む』(東京大学出版会)、共著に『イタリア古寺巡礼』シリーズ(新潮社)。「青花の会」編集委員。
twitter:@momokanazawa


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