手ざわり、口あたり、酒うつり──器のなかでもことに楽しみが多いのが盃、ぐい呑。現代の作家もさまざまに酒器をつくっています。なぜ「この」酒器がよいのか、玄人はどのように細部をみて、なにを感じているのか。おふたりの話のあとは、当代の腕利きたちの器で酒をのみくらべていただくという会です。師走の京都でお待ちしています。
当日もちいる酒器の作家……荒井智哉、岩田圭介、植松永次、内田鋼一、梶なな子、岸野寛、佃眞悟、辻村史朗、辻村唯、中里隆、中里太亀、福森雅武、細川護光、他
■日時
A 12月19日(金)15時−17時(開場14時45分)
B 12月19日(金)18時半−20時半(開場18時15分)
■会場
室386−3(ギャラリー)
京都市中京区堺町通六角下ル 未草2F
各20名
■会費
3500円 *酒肴付/要予約
■予約
件名を「酒器」として、御希望の回(A or B)、お名前、参加人数、電話番号を明記の上、info@kogei-seika.jpまでお申込みください。ファクス(03−3266−5419)でも受付けています。
山本忠臣 やまもと・ただおみ
1974年三重県伊賀市生れ。ギャラリスト。建築家。ギャラリーやまほん(伊賀)、うつわ京都やまほん(京都)主宰。やまほん設計室代表。
木村宗慎 きむら・そうしん
1976年愛媛県宇和島市生れ。茶人。芳心会主宰。青花の会世話人。著書に『茶の湯デザイン』『千利休の功罪。』(ともにCCCメディアハウス)、『利休入門』『一日一菓』(ともに新潮社)。