会期|2023年1月27日(金)-31日(火)
   *1月27日は青花会員と御同伴者1名のみ
時間|13-20時
会場|工芸青花
   東京都新宿区横寺町31-13 一水寮(神楽坂)
出品|多治見武昭(1月と7月)







多治見武昭 TAJIMI Takeaki
1981年東京都生れ。2012年に出版社「1月と7月」を設立。その後2016年6月にパリ、サンジェルマン地区に日本の食器と古道具を扱う「1月と7月」をオープン。フランスで買い付けした品を、日本に帰国した際に骨董市やオンラインにて販売している。
https://www.instagram.com/1to7rf/


装飾再発見   多治見武昭


日本で人気のフランス絵皿といいますと、例えば白い無地の中央にぽつんと小花がひとつだけのお皿、もしくはリム部分に輪線のみのお皿、もしくは絵も装飾も何もなく経年によるシミや傷こそが絵なのです! なお皿。もちろん私も大好きでして、蚤の市で見つけると「よーしよし! どやぁー!」と買ってしまう。
 でも、よくよく考えてみますと、フランス人にとっては、こってりもりっと絵や装飾がなされたお皿こそが彼らの「本気」であって、我々が好き! と選んだものを彼らが見たら「おいおいそれはめんどくさくて絵をちゃんと描かずに焼いちゃったやつだよ! こっちのエレガントな方を見てくれよ」ということになるのだよな、きっと。
 「今の日本人から見ると、むしろ本気じゃないシンプルなお皿の方が好き」という、(現代の)日本人とフランス人の好みの違い、ということ自体はもちろん興味深く思うのですが、そろそろ私も「やはり無地やシンプルでなくては!」歴がやや長くなってまいりましたし、蚤の市を巡っていると、なんだか気になるなあというものはだいたい絵皿やこってり小物ですし、ここで一度「こってりもりっと装飾」を隅々まで見直して、その中から好きなものを選んでみる。というのも面白いかもしれないな、と思い、このような企画を提案したしだいであります。












上から
・骨製彩色盃 パリ/フランス 19世紀
・木彫キリスト像(聖骸布と釘付) パリ/フランス 18世紀(キリスト像)
・シルクの写真立 パリ/フランス 19世紀
・緑釉レシュフリット パリ/フランス 18世紀
・クレイユモントロー・レリーフ皿 パリ/フランス 1849-67年
・古いナイフとスプーン フランドル地方(ナイフ) フランス(スプーン) 1450年代
・妊婦用お守り絹布 パリ/フランス 1650年
・エレガント小物いろいろ
トップへ戻る ▲