今年も東京神楽坂で「青花の会|骨董祭」を開催します。出展者は36軒、東洋のやきもの・仏教美術・古裂から、西洋工芸・家具・キリスト教美術など、世界各地のよりすぐりの品々が集います(6月9日と10日で展示替あり)。

〈骨董とは何か?/美術史によって定義づけられた国家民族の美意識を顕彰するのは国立博物館をはじめとする美術館・博物館である。それらは国家の永続と所蔵する美術品の永遠性を理念として成立している。/いっぽう骨董は美術史によってではなく、持ち主個人の美意識によって意味づけられた美の一群である。その美は現実としてはもちろん、理念としても永遠性を持たない。持ち主が死ねば美意識の表現としての骨董はその美を失い色褪せる。そして主亡き後、売られ、買われ、別れ散じ、また集い、主を変えてその美を新たにしつつ、生々流転を繰り返しながらやがて滅んでいく〉(杉村理『三続・悲しき骨董』)。そう、そうしたものどうし(物と人)の、偶然で、つかのまで、けれどもかけがえのない出会い(縁)をよろこびたいと思います。企画展「骨董と私」もおたのしみに(9日と10日に開催)



日時
6月 8日(金)17−20時 *内覧会(青花会員及び御招待者。販売します)
6月 9日(土)11−19時
6月10日(日)11−17時

会場
①la kagu 2F soko 東京都新宿区矢来町67-2F
②AYUMI GALLERY 東京都新宿区矢来町114
③AYUMI GALLERY CAVE 東京都新宿区矢来町114-B2
④セッションハウス・ガーデン 東京都新宿区矢来町158-2F
⑤セッションハウス・スタジオ 東京都新宿区矢来町158-B1
⑥工芸青花 東京都新宿区横寺町31-13 一水寮内

入場料
1000円(出展者紹介・対談記事等掲載の小冊子付き)
・2日間共通+6会場共通(各会場の受付で御提示下さい)
・青花の会員は無料です(当日、会員証を御提示下さい)
・入場券は会場①−⑤の入口で9日の午前11時より販売します

出展者
会場①
井上オリエンタルアート 大塚美術 ギャラリー紅屋 古美術花元 古美術川﨑 古美術天宝堂 古美術28 スワロウデイルアンティークス 世田谷八木 大吉 秦志伸 本田
会場②
工藝丹中 gallery uchiumi Orient Occident/祥雲
会場③
花徑 古裂古美術蓮 古美術京橋 古美術陣屋 古美術肥後 草友舎
会場④
古童 古美術いけだ 古美術中上 古美術藤島 古美術三樹 冨江洗心堂
会場⑤
一柳堂 古美術小林 古美術須藤 古美術山法師 四方堂 志村道具店 相馬舎 前坂晴天堂 利菴アーツコレクション

企画展
骨董と私|6月9−10日|於⑥工芸青花
・青花ゆかりの、骨董好きの方々の愛蔵品を展示、販売します。出品者は、木村宗慎(茶人)、杉村理(骨董愛好家)、中村夏実(染織家)、藤田康城(舞台演出家)の各氏です。






主催|新潮社青花の会
共催|大塚美術 la kagu

*最新情報はSNS等で随時お知らせします

   

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