講座「キリスト教美術をたのしむ」でもおなじみの美術史家・金沢百枝さんとともに、中世ロマネスクの聖堂をめぐるツアーを企画しました。2017年春はスペイン・カタルーニャ地方(バルセロナ、ジローナ、ビック他)を旅します。





金沢さんから
ジローナの《天地創造の刺繍布》に出会ったのはちょうど20年前。博士論文のテーマとしたので、机の脇の壁にポスターを貼って眺める日々が続きました。論文を書き終え、本が出版されたいまもまだ貼ってあります。そんなふうに毎日見ていても、ジローナを訪ねて《天地創造の刺繍布》の前に立つたびに新たな歓喜が沸き起こります。2017年春に出かける青花の旅では、ジローナを中心に(街も素晴しい)、立地と建築が見どころのフロンタニア、初期キリスト教時代の遺構も残るタラッサ……。車がないと訪問しにくい近隣のロマネスク聖堂も巡ります。


期間……2017年3月13日(月)−19日(日)/7日間
定員……最少10名−最大18名(添乗員同行)
料金……458,000円
     368,000円(バルセロナ合流・解散プラン/3月13日−18日)
     +45,000円(ひとり部屋追加料金)
     +350,000円(ビジネスクラス追加料金)
予約……株式会社ユーラシア旅行社ロマネスク担当
     T03−3265−1640(平日10−18時)
     http://www.eurasia.co.jp/travel/tour/QSSP


3/13(月)
成田 or 羽田→乗継→バルセロナ
*宿泊=バルセロナ/カタロニア・プラザ・カタルーニャ

3/14(火)
午前、バルセロナ市内
カタルーニャ美術館……カタルーニャ各地に残るロマネスクの壁画を移管・保存している、世界一のロマネスク美術館。必見です(金沢)
フレデリック・マレー美術館……ロマネスク彫刻やエクス・ボト(奉納品)、鉄細工などバラエティに富む個人コレクション(金沢)
昼食後、自由時間
*宿泊=バルセロナ/カタロニア・プラザ・カタルーニャ

3/15(水) *金沢百枝さん同行
朝食後、ジローナへ
ジローナ大聖堂……《天地創造の刺繍布》は暖かな色彩とゆるやかな描線によるロマネスクの「曼荼羅」。聖堂ファサードはバロックですが、塔や回廊がロマネスクで美しい。宝物館にはベアトゥス黙示録写本もあります。中世の面影を残す旧市街はふたつのロマネスク聖堂、アラブの風呂、ユダヤ博物館、司教区美術館など見どころたくさん(金沢)
サン・ペラ・ダ・ガジガン聖堂 サン・ニコラ聖堂
昼食は郷土料理フィデウア……魚介の出汁で炊き込んだショートパスタ(金沢)
午後、自由時間
*宿泊=ジローナ/シウタット・デ・ジローナ

3/16(木) *金沢百枝さん同行
朝食後、フロンタニアへ
カセレスへ
サン・ペレ・デ・カセレス修道院……絶好のロケーション(金沢)
ビックへ
司教区美術館……ロマネスクの祭壇前飾りやフレスコ画などの宝庫(金沢)
*宿泊=ビック/パラドール

3/17(金) *金沢百枝さん同行
朝食後、ムーラへ
サン・マルティ聖堂……村の小さな聖堂ですが、扉口や柱頭彫刻が面白そう(金沢)
タラッサ他
サン・ペラ聖堂 サン・ミケル聖堂 サンタ・マリア聖堂……古代末期の司教座聖堂跡に残された三つのロマネスク聖堂。カタルーニャでもとりわけ歴史の古い場所(金沢)
サン・クガ・デル・バレェス聖堂……修道院大回廊のロマネスク彫刻が素晴しい(金沢)
バルセロナへ
*宿泊=バルセロナ/カタロニア・プラザ・カタルーニャ

3/18(土)
バルセロナ→乗継→
*機中泊

3/19(日)
→成田 or 羽田


航空会社(利用予定)……エールフランス航空、KLMオランダ航空他
燃油サーチャージ・空港税は旅行代金に含まれています
発着地……東京(国内線手配可能/大阪、名古屋、福岡、札幌)
食事……朝5・昼4・夕1(機内食含まず)
実施……株式会社ユーラシア旅行社












金沢百枝 momo kanazawa

美術史家。東海大学文学部ヨーロッパ文明学科教授。西洋中世美術、主にロマネスク美術を研究。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。理学博士・学術博士。2011年、島田謹二記念学藝賞。2016年、サントリー学芸賞。著書に『ロマネスク美術革命』(新潮社)、『ロマネスクの宇宙 ジローナの《天地創造の刺繍布》を読む』(東京大学出版会)、共著に『イタリア古寺巡礼』シリーズ(新潮社)。「青花の会」編集委員。
twitter:@momokanazawa
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