日時
11月1日(土)11-17時 *青花会員限定
11月2日(日)11-17時
11月3日(月祝)11-17時

会場
青花室+坂田室|東京都新宿区矢来町71 新潮社倉庫内(神楽坂)


催事1
花会|川瀬敏郎|SOKO KAKAI:やきものの美と民具の美と
会場|青花室1(3階)

催事2
展観|seikanet:花器展
会場|青花室2(3階)
監修|高木孝(古美術栗八)
出品|甍堂/花徑/花元/画室/神 ひと ケモノ/逆光/工藝丹中/膏肓社/骨董いわた/骨董うまこし/古美術うまのほね/古美術川﨑/古美術京橋/古美術栗八/古美術陣屋/古美術りつ/古美術28/綵花堂/志村道具店/草友舎/タダコレコレ/鳥声/トトトト/古道具安田/ルクラシック/Gallery ULALA/honogra/IMADO/kikue/SHINYA 他(50音順)

催事3
呈茶|木村宗慎+芳心会
会場|青花室3(1階)

催事4
展観|坂田和實の眼|スリップウェア
会場|坂田室(3階)
見料|1000円 *予約不要/人数制限あり


川瀬さんから|
カミの肖像を描いた昨年の「始源の記憶」は、生命の根源に迫る重いテーマに向き合いましたが、2年目の今回は、秋の草木花の風興の美を、花のうつわとして生まれたものではない、やきものや民具の見立てのうつわにいけ、私たちの先人が見つめ、日々の暮らしで育み洗練させてきた、「用の美」のまことを見ていただこうと思っています。

高木さんから|
昨年に引き続き、青花祭で「花器展」を開催します。川瀬敏郎さんの花会、木村宗慎さんの呈茶席と同時開催される、「祭」と呼ぶに相応しい豪華な催事です。「花器展」は、青花会員の骨董商がセレクトした、様々な花に相応しい(花器になる)古器が並びます。「数千円から数百万円の品が同列に並び、それら全てが花器」と云う展示会は、私自身、この青花祭「花器展」以外に知りませんし、多分他で行なわれたことはないでしょう。スタンダードな花の器から、花器になる味のある古器まで、これだけの数と質の花器が一堂に会する機会は、青花祭「花器展」以外には望めません。会期中の3日間、私は会場に詰めています。お気軽にご質問、お声掛けください。川瀬さんや木村さん、青花スタッフ共々、皆さまのご来場をお待ちしております。


川瀬敏郎 KAWASE Toshiro
花人。1948年京都市生れ。幼少より池坊の花道を学ぶ。日本大学芸術学部卒業後、パリ大学へ留学。演劇、映画を研究するかたわらヨーロッパ各地を巡る。74年に帰国後は流派に属さず、いけばなの原形である「たてはな」と、千利休が大成した自由な花「なげいれ」を軸に、花によって「日本の肖像」を描くという独自の創作活動を続ける。2009年京都府文化賞(功労賞)、13年京都美術文化賞を受賞。著書に『川瀬敏郎 今様花伝書』『川瀬敏郎 一日一花』『四時之花 なげいれ稽古録』『花鏡 万能を一心につなぐ』(いずれも新潮社)など。

高木孝 TAKAGI Takashi
骨董商。「古美術栗八」主人。1952年新潟県生れ。20歳で上京、グラフィックデザイナーとして活躍しつつ骨董収集も続ける。1992年、東京六本木に「古美術栗八」開店。「seikanet」監修者。

木村宗慎 KIMURA Soshin
1976年愛媛県生れ。茶人。神戸大学法学部卒業。少年期より茶道を学び、1997年に芳心会を設立。京都、東京で稽古場を主宰しつつ、雑誌の記事やテレビ番組、展覧会等の監修を手がける。現在、京都大学客員教授(2024年-)、京都市立芸術大学客員教授(2023年-)関西学院大学建築学部客員教授(2024年-)、学校法人環境造形学園理事、専門学校ICSカレッジオブアーツ特別講師、公益財団法人現代美術文化振興財団 理事などを務める。これまでに、日本博物館協会顕彰、紺綬褒章、JCDデザインアワード2011金賞・審査員特別賞、臨済宗大徳寺派褒賞など受賞。著書に『一日一菓』グルマン世界料理本大賞 Pastry 部門グランプリ受賞、『利休入門』(ともに新潮社刊)、『茶の湯デザイン』、『千利休の功罪』(ともに CEメディアハウス)など。

坂田和實 SAKATA Kazumi
骨董商。1945年生(福岡県)−2022年歿(東京都)。上智大学卒業後、商社勤務を経て、1973年、東京・目白に「古道具坂田」開店。以来、年に数回、海外へ仕入の旅に出かけ、欧州、アフリカ、朝鮮、日本、南米など、さまざまな国の品物を扱う。1994年、千葉県長南町に「美術館 as it is」(中村好文設計)を開館。2012年、渋谷区立松濤美術館で「古道具、その行き先−坂田和實の40年」展を開催。著書に『ひとりよがりのものさし』『古道具もの語り』、共著に『骨董の眼利きがえらぶ ふだんづかいの器』『日本民藝館へいこう』など(いずれも新潮社刊)。




主催|新潮社青花の会

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