〈昭和47年(1972)夏、20歳の私は、福井県三国町在住のアンフォルメル画家・小野忠弘氏を訪ね、帰り際に氏から、届いたばかりの1冊の本をもらいました。帰りの列車でそれを読み終えた私は、その足で新潟市内の骨董屋へ向かい、店主に本に載っている写真を見せて、「こういうものはありますか」と尋ねています。「さて、これかね」と店主が取り出してきたのは、灰色に煤けた素朴な碗でした〉(高木孝『骨董入門』)
 青花のサイトで連載し、多くの読者に親しまれた古美術栗八・高木孝さんの「骨董入門」刊行記念展。所載品約20点ほか、「入門」にふさわしい多様な品々を展示販売します(『骨董入門』掲載品は会場での入札制)。


会期|2026年5月25日(月)-6月6日(土)
   *5月25・26日は⻘花会員のみ
休廊|5月31日
時間|12-18時
会場|青花室
   東京都新宿区矢来町71 新潮社倉庫soko(神楽坂)
出品|高木孝(古美術栗八)


講座|高木孝|骨董入門
日時|5月27日(水)18時半-20時半
会場|青花室


『骨董入門』
著者|高木孝
発行|2026年5月25日/新潮社青花の会
A5判/上製本/264頁/8000円+税






高木孝 TAKAGI Takashi
骨董商。「古美術栗八」 店主。1952年新潟県生れ。20歳で上京、グラフィックデザイナーとして活躍しつつ骨董蒐集も続ける。1992年、東京六本木に「古美術栗八」開店。seikanet 監修者。


今展によせて   高木孝


新潮社青花の会から『骨董入門』が刊行されます。「ゼロからの骨董入門」「眼利きへの道」「真贋の森」「骨董病」「骨董の価値とは」等の内容とともに、好みの骨董品を掲載させていただきました。
 載せた品の半数ほどはすでに私の手元を離れており、20数点を残すのみですが、それらを『骨董入門』刊行を機に、神楽坂の青花室にて展示販売させていただくこととなりました。『骨董入門』に掲載した品は全て入札形式での販売となります。期間中は青花室(展示会場)にて御覧いただけます。
「骨董入門」展では、掲載品以外にも(価格の高低にかかわらず)「入門」に相応しい品を数多く並べさせていただき、それらは全て先着順での定価販売とさせていただきますので、多くの骨董ファンの方に青花室での展示を楽しんでいただければ何よりと願っています。









1・2|法隆寺伝来百万塔・陀羅尼経 天平時代 高21.5cm(左)
3|ローマングラス面取小瓶 3-7世紀 高9cm
4|黒高麗茶碗 銘「良寛」 朝鮮時代 高9cm 浅川伯教銘・箱
5|美濃南蛮文角鉢 江戸時代 23.5×18.5cm 無窮亭河瀬虎三郎旧蔵
6|東大寺大仏殿瓦鉄釘 江戸時代 長40.5-41.5cm
*いずれも『骨董入門』掲載品
トップへ戻る ▲