撮影=森岡督行(2点とも)

6月1日(金) 晴

午前、中学校の保護者研修会の参加。16時、スパイラルにて香川さんと来年の展覧会の打ち合わせ。上の階で開催されているタケオペーパーショーを見学。17時、タクラムにて渡邉さん、遠山さんと生活工芸美術館について相談。


6月3日(日) 晴

13時市ヶ谷駅。市ヶ谷フィッシングセンターで釣りを行う。釣りは大漁。外堀公園を歩いてニューオータニへ。ニューオータニのラウンジでピラフをいただく。その後初台に移動し、アパートの一室をギャラリーにしたkrautraumを訪ねる。「食事を終えたら日付をめくり、カレンダーの裏にはいくつかの線を描こう。」というタイトルのもと、戸田祥子、仲田絵美、箕輪亜希子 の作品によるインスタレーションを体感し、ギャラリストの下山彩さんからお話をお聞きする。


6月8日(金) 晴

午後、資生堂ギャラリーへ。新進アーティストの活動を応援する公募展「shiseido art egg」のレセプションに参加。12回目の今年は、冨安由真、佐藤浩一、宇多村英恵の3名が選出され、これから8月中旬にかけて、それぞれの展覧会が開催される。自分は審査員を担当する。今日から冨安由真さんに「よるくりかえしみるゆめ」がはじまった。


6月11日(月) 雨

13時、マーガレット・ハウエル渋谷にて東野翠れんさんと来年の写真集刊行記念展の打ち合わせを行う。その後店舗に戻り、三谷龍二さんの『すぐそばの工芸』展の飾り付けを行う。


6月12日(火) 晴

夜、三谷龍二さんとトークイベントを行う。


6月13日(水) 晴

スマイルズの井上達也さんご来店。スープストックトーキョーのパンフレットで本を紹介する企画の打ち合わせ。スープストックトーキョーの店舗がある街が描かれている、小説、エッセイなど「文庫本」を探して、店舗に設置するイベントを実施することにする。


6月14日(木) 曇

午後、三谷龍二さんと目白へ。古道具坂田の坂田さんを訪ねる。生活工芸美術館について相談する。


6月15日(金) 曇

14時、神保町へ。編集者の笠井さんを21_21デザインサイトの前村さんと一緒に訪問。民藝についてお話しを伺う。その後店舗で店番をし、夜、虎ノ門の大坂屋砂場にて会食。


6月16日(土) 曇

午後、岡啓輔さんによる蟻鱒鳶ビルツアーを行う。岡さんの予想通り雨は降らない。


6月18日(月) 曇

津田直さんの展示を行う。先日津田さんと写真集について話を行ったが、津田さんの考え方は、今後の本というメディアのあり方の可能性を示唆している。「この本は今の時代の消費されていく速度とは違うところで発生している本だから、自分の中で本としての独立感があるというか。本の魅力は、誰かが開いたところから始まるということだと思っていて。それが他の仕事との大きな違い。僕の力で開くのではない、というのが違うと思うんですよね。展覧会の場合は、作家と協力者がいて、空間があって、そこに一気に人を集める、多くの人と共有する、そういうライブ感があると思うんです。でも本は、扉がいつ開くかっていうのはわからない。人それぞれ違う時間に開くので、僕にとっては、時間軸としてかなり長いものになる。もしかしたら、一番最後に開かれるものは何年も先かもしれないわけで。つまり本は眠ったり起きたりするという意味でも特殊だなと思っていて。今回のシリーズは、そういう、本という存在との相性もいい気がしています。本を作るということは『2018年という今を生きています』というのとは違うレベルで完成していくような気がしています。本って基本的にはしまってあるものだから、光の照らされる時間が限られていているというか、ちゃんとしまいこんでおこうという感じがある。『本を出すからどんどん見てね』というよりは、『自分の中できっちりしまっておくので、開けたい人はどうぞ』という感覚。本はそんな「闇」感があるので、本でしか できないものがあるんです。」


6月21日(木) 曇

午前、保護者研修会のため中学校へ。14時30分、半蔵門駅へ。文藝春秋にて企画の相談。夕方から店番。


6月22日(金) 晴

午後の飛行機でソウルへと思って羽田空港へ行く。搭乗する飛行機にチェックインしようとしたら、該当の飛行機が無い。午後2時出発だと思っていたが、私のチケットは午前2時だった。朝の2時にすでに出発していた。急いでANAとJALのカウンターを周り、すぐに乗れる席が無いか確認する。19時に出版イベントが始まってしまうため、なんとしても17時半くらいまでにはソウルに着きたい。15時20分発のJAL便に最後の1席が残っているとわかり、そぐにそれをおさえてもらう。ソウルのイベント会場に到着したのは、開始時間ちょうどの19時。ソウルの李孝晋さん、ご心配をおかけしてすみませんでした。


6月23日(土) 曇

午前、ホテルでシンさんと合流し、車でソウル郊外の別荘地ヤンピョンへ。そこで森岡書店ソウル店を実現できないかという相談。製薬会社が建設したカフェやギャラリーがあつまっている地区。新緑が心地よい。とんぼ返りでソウル市内へ。Littlebkshopにて13時からトークイベントに登壇。晶文社の斉藤隆典さんと合流し、『荒野の古本屋』の韓国語版について話をさせていただく。夕方の飛行機で帰る。


6月24日(日) 晴

終日店番。午後から津田さんが店舗につめてくださる。


6月25日(月) 晴

15時、銀座のローズベーカリーにて企画の打ち合わせ。夕方麹町に移動し、住友商事の平松さんが立ち上げた新しいビルの竣工式に参加。坂田阿希子さんの特製サンドウィッチをご馳走になる。


6月27日(水) 晴

午後、富ヶ谷へ。いま現在は、session oneという仮称で呼ばれているイッセイミヤケがつくった縄文がテーマの服飾を拝見。これをつくるにあたり代々木公園で実際に昆虫などを採集したそう。久しぶりに宮前さんと話しをする。


6月28日(木) 晴のち曇

朝の飛行機で福岡空港へ。レンタカーで太宰府天満宮へ行き、津田直さんの写真展を拝見。その後佐賀県唐津へ行き、辰野金吾監修の旧唐津銀行を見学。辰野金吾は唐津から福岡へ行き、そこから船で大阪に出て、大阪から東海道を歩いて東京に来たという話をうかがう。その後、陶芸家の矢野直人さんの工房を訪ねて、窯を見学し矢野さんにインタビューを受けていただく。その後洋々閣を見学する。


6月29日(金) 雨のち曇

朝、唐津市内の豆腐屋川島で朝食をいただき、佐賀市に移動して佐賀城を見学。佐賀県立博物館で副島種臣の書を間近で見学。その力に魂を抜かれる。車で福岡に戻り、krankに10分滞在。ようやく藤井さんに銀座に移転する際にお世話になったお礼を直接いうことが出来た。急いで福岡空港へ向かう。空港のラウンジに養老孟司さんが歩いていた。





前の日記へ

森岡督行 yoshiyuki morioka

「森岡書店」主人。1974年山形県生れ。著書に『BOOKS ON JAPAN 1931-1972 日本の対外宣伝グラフ誌』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『写真集 誰かに贈りたくなる108冊』(平凡社)、『荒野の古本屋』(晶文社)、『東京旧市街地を歩く』(エクスナレッジ)など。「青花の会」編集委員。
facebook:yoshiyuki.morioka.7


過去の日記

2013.04.01–2014.03.31

2014.04.01–28

2014.05.01–31

2014.06.01–30

2014.07.02–30

2014.08.02–31

2014.09.02–30

2014.10.04–31

2014.11.02–27

2014.12.01–29

2015.01.01–31

2015.02.02–27

2015.03.01–31

2015.04.01–30

2015.05.01–31

2016.11.01–30

2016.12.01–31

2017.01.01–31

2017.03.01–31

2017.04.01–30

2017.05.01–31

2017.06.01–30

2017.07.01–31

2017.08.01–31

2017.09.01–30

2017.10.02–30

2017.11.01–30

2017.12.01–28

2018.1.03–28

2018.1.29–2.23

2018.3.01–3.30

2018.4.02–4.30

2018.5.03–5.30

2018.6.01–6.29

トップへ戻る ▲