20160330

森岡書店の森岡督行さんのブログ「森岡書店日記」、更新しました。今回は昨年3月の日々。〈夜、テーブルが見つかり内装のメドも立ったので、森岡書店銀座店の告知をメールやフェイスブックで以下のように行う〉。銀座店のビルの外壁への思いも語られています。飛松さんの言葉もすてきです。S
http://kogei-seika.jp/blog/morioka/012.html




20160328

5月の催事のお知らせです。金沢百枝さんと新潟へゆきます。5月27日から29日まで松本の六九クラフトストリートに参加します。講座「工芸と私」はデザイナーの山口信博さんです。会員以外の方も御参加いただけます。よろしくお願いします。S

■講座|金沢百枝|ロマネスク美術革命3|かいじゅうたちのいるところ
5月14日(土)19時@北書店(新潟市)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=75

■講座|河島思朗|ギリシア・ローマ神話10|オリュンポスの神々2
5月19日(木)18時半@自由学園明日館(池袋)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=76

■講座|中村好文|住宅設計入門2
5月21日(土)@住宅見学会
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=71
*受付終了しました。

■講座|金沢百枝|キリスト教美術をたのしむ14
5月26日(木)18時半@自由学園明日館ホール(池袋)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=77

■講座|工芸と私3|山口信博|地と図の消息
5月28日(土)15時@MGP矢来スタジオ(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=78




20160325

『工芸青花』5号は4月末刊の予定です。3月末までに青花の会に御入会いただいた方には、5号からお届けします(4月以降は6号から)。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=4

5号の目次です。
1■板と私ー青井義夫・内田鋼一・大塚潔・小澤實・川瀬敏郎・木村宗慎・坂田和實・高木孝・吉田昌太郎
2■小川待子 やきものと言葉以前ー井出幸亮
3■鑑賞陶器のはじまりと本ー森岡督行・川島公之
4■意中の美術館ー中村好文
5■うつわのはじまりー赤木明登

また5号から新たに「textiles of the world」というページをつくることにしました。金沢百枝さん監修で、1冊ごとに裂の実物を貼りこんでゆきます(もちろんこれから....)。

引続き、よろしくお願いいたします。S




20160324

3月15日(火)夜、自由学園明日館(池袋)にて、金沢百枝さんの講座「キリスト教美術をたのしむ12」を開催しました。今回はモーセの物語につづく「士師記」に登場する英雄サムソンが主人公です。

サムソンは獅子を素手で倒したり、300匹の狐の尾と尾を結んで松明をつけて放ったり、ロバの顎骨を武器にして1000人のペリシテ人を殺したりと、かなりの「ワイルドマン」ですが、髪をデリラに切られて力を失くし、ペリシテ人2000人を道連れにして死にます。

ロマネスク期にも好まれた題材ですが、「獅子を倒す人」というモチーフは、サムソンだけでなくダヴィデやヘラクレスにも当てはまるため、いずれを表現したのかわからないものもあります。ダヴィデはともかく、教会の彫刻にギリシア・ローマ神話のヘラクレスが登場するのは、少し不思議な気がします。

そもそも中世にギリシア神話がどれほど受容されていたのか、修道士たちが写本をとおして知っていたのは確かなようですが、金沢さんも今後の研究課題のひとつにしたいそうで、その成果が楽しみです。

次回は4月13日(水)です。御参加をお待ちしています。U
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=72




20160322

3月18日夜、京都の千總ギャラリーで、木村宗慎さんの講座「古美術入門3」をおこないました。京友禅の老舗・千總の創業は室町期、常設のギャラリーでは絵画や染織品等の蔵品を展示しています。
http://www.chiso.co.jp/blog/cat19/

毎回、道具を実見しながらの木村講座、今回のテーマは「呼継」でした。数寄のはじまりは「とるにたらないものを寄せること」、「日本文化はリサイクル文化」といったお話をききながら、志野、黒織部の呼継茶碗や片身替の茶入仕覆等を手にとり、鑑賞します。道具の見かただけでなく、扱いかたもまなぶことができる講座です。

次回は4月24日(日)15時から東京神楽坂で。テーマは当日までわかりません。お待ちしております。S
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=74








20160318

6月4日(土)と5日(日)、神楽坂で「青花の会|骨董祭2016」を開催します。準備中。S




20160315

先週の土曜日(3月12日)、熊本の長崎書店で、ふたつの講座をおこないました。第1部は「工藝風向」店主・高木崇雄さんの「工芸とはなにか3ー能楽」、第2部は茶人・木村宗慎さんの「古美術入門2ー茶の湯と民芸」、最後におふたりの対談も組みました。

高木さんの講座では謡と笛の玄人はだし(さる能楽師のお弟子さんでした)の実演があり、木村さんの講座は茶器を手にとって鑑賞できます。対談で印象深かったのは、「茶の湯も骨董も、あんたアホやなあと同病相憐れむ苦楽」という木村さんの言葉と、柳宗悦の茶の湯論はなぜいつも物の話のみなのか、じつは物にしか興味がない(それをつらぬいて「美の法門」にいたるのですが)、「同病」の人だったのでは、といったやりとりでした。

今週18日(金)は京都で木村さんの「古美術入門3」があります。毎回、道具を実見しながらの講座で、つぎはなんだろうと私もたのしみにしています。お待ちしております。S
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=70








20160309

本づくりの工程のなかでは取材とならんで好きな作業が終りました。図がてきとうすぎるのでわすれないうちに清書します。このへんは「板」特集。S




20160307

今週は撮影あり、色校あり、空の旅あり、講座ありと、めまぐるしい日々になりそうですが、今日はずっと『工芸青花』次号(5号)の作業をしていました。写真は小川待子さんの作品の一部です。今回もまた時代も地域もさまざまですが、物の写真を一覧しながら、人々はこういうこと(自然とこんなふうにかかわること)をめざしていたのではないか、とも思いました。

4号も販売中です。よろしくお願いします。S
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=65




20160303

森岡督行さんのブログ「森岡書店日記」更新しました。今回は昨年2月の日記。銀座店の開店準備と、本やトークの仕事。いまの森岡さんの日々に近づいている気がします。〈澁澤龍彦が旅先で写したスナップをまとめたアルバムも拝見。川田喜久治と桑原甲子雄から勧められたカメラを使っていたこともあったという〉。写真はナポリ。なんとなく。S
http://www.kogei-seika.jp/blog/morioka/011.html/




20160302

熊本のふたつの講座が近づいてきました。どちらも3月12日、長崎書店で、午後につづけておこないます。

■講座|高木崇雄|工藝とはなにかー柳宗悦から3|能楽
3月12日(土)14時@長崎書店3Fリトルスターホール(熊本)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=68

■講座|木村宗慎|古美術入門2|茶の湯と民藝
3月12日(土)17時@長崎書店3Fリトルスターホール(熊本)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=69

高木崇雄さん(1974年生れ)の柳宗悦論のめざましさは、柳の工芸論の動機を、同時代の主流派にたいする批評的/批判的意志とみていることです。だから(相手があることだから)柳は矛盾をおそれないのです。

近代になって生じた「工芸」概念を、同時代にはやくも批判する/転換させるために、柳はみずからも「工芸とはなにか」を語りはじめます。そのように、柳によって「ずらされた」工芸観と、そのひろがりをまなぶ講座です。

今回のテーマは「能楽」。じつは高木さんは京大の能楽サークル出身で、さる能楽師に弟子入りし、いまごろプロの能楽師になっていてもふしぎではない境遇にありました。柳による「能楽=工芸」論の解説に、高木さんほどの適任者はいないと思います。

柳は利休以前の「初期茶人」を評価し、利休も遠州もほとんどみとめませんでした。木村宗慎さん(1976年生れ)は「遠州以後」の茶を生きている茶人です。初期茶人や利休を恩人として敬しつつも、彼らのような批判的茶の現代における不可能性をはやくからさとり、遠州以後の茶のゆたかさを享受、継承することに、(危機意識もいだきつつ)心をくだいています。

木村さんとは、そういえば柳や民芸の話はあまりしたことがありませんでした(そこで先日、ともに民藝館へいってきました)。当日は高木さんと木村さんの対談も予定しています。むろん喜左衛門井戸の話にもなると思います。

長崎書店では今回の講座にさいして、高木さんと木村さんの選書(15冊ほど。コメントつき)によるフェアも開催予定です。打ちとけた会になると思います。ぜひお運びください。S
http://www.nagasakishoten.jp/




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