20250702

今月末開催の「古代の瓦」展について、出品者の小松義宜さん(honogra)と田中恵子さん(古美術陣屋)のお話をうかがいました。外来文化の受容・習得・和様化という大きな(国全体におよぶ)ながれにおいては、飛鳥・白鳳・奈良時代と、明治・大正・昭和はかさなるのかなと思いました。そうしたながれの痕跡が、古代の瓦にはありありとみてとれます。各種ポッドキャストで御視聴いただけます。

■青花茶話|小松義宜+田中恵子|「古代の瓦」展
1|仏教美術の原点
2|飛鳥時代の瓦
3|白鳳時代の瓦
4|奈良時代の瓦
https://www.kogei-seika.jp/blog/sawa/index.html

■展覧会|古代の瓦:仏教美術の原点
□7月25日−8月6日@青花室(神楽坂)
□出品|小松義宜/honogra 田中恵子/古美術陣屋
*7月25・26日は青花会員のみ
*7月31日休
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202507.html

素弁十葉蓮華文軒丸瓦 飛鳥寺出土 飛鳥時代





20250701

古美術栗八・高木孝さんの連載「花と器と」更新しました。器は古代青銅金具、随想は「村山さんのこと2」です。
https://www.kogei-seika.jp/blog/takagi_hana/079.html

〈深い緑青肌の古代金具で、エッジが効いており、小品ながらなかなかの存在感と古格があります。やさしい野花では器に負けてしまいそう〉

骨董は、美術か道具(生活の友)か、歴史か現在か、非日常か日常か──ごく大まかにいうと、前者か後者かで、骨董にかかわる人たちはわけられる気がする(よしあしではなく)。栗八さんはたぶん後者で、この連載も、そうしたありかたが通底する。

古美術栗八・高木さん監修による骨董通販サイト「seikanet」も更新しました(月2回更新)。今回は自由出品(7月15日まで)。

online antique store|古董邮购网站
https://store.kogei-seika.jp/collections/seikanet-99




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