20250430
坂田室の後期展示は5月25日から(事前予約/定員制)。今回は坂田さんの著書『ひとりよがりのものさし』(2003年刊)所載の16点ほか、計54点を展示しています。─
写真の手作りパチンコ台も同書掲載品で、第49章(雑誌連載時も第49回)。つぎの50章が最終章(最終回)で、自身の美術館「as it is」を紹介しているので、物としてはこのパチンコ台がトリにあたる。連載時から、紹介順については綿密だった印象があるので、この「トリ」に意味がないわけはない、と私は思う。
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写真2点目は『ひとりよがりのものさし』刊行時、『新潮45』誌でたけしさん(北野武)と対談したときのスナップ(於「古道具坂田」)。なにもかもなつかしい──けれど、ふりかえりながらまえにすすむ。
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■展覧会|坂田和實の眼|ひとりよがりのものさし
□3月25日−4月4日+5月25日−6月4日@坂田室(神楽坂)
*5月31日休
*予約制
https://www.kogei-seika.jp/gallery/sakata/202503.html
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撮影|筒口直弘(2点目)


20250429
届きました。家具と建築のあいだのような、1/4螺旋階段(中村好文設計+奥田忠彦製作)。中村さんの新刊『家具読本』、編集作業中です。
20250428
*(一部キャンセルにより)再募集。日本での教室も人気の小曼さんですが、風土の結晶ともいえる茶文化をよりふかく理解するには、やはり現地体験も大事です。茶・食・文化をめぐる、比類なき台湾ツアー─
■旅行|茶人・小曼さんとめぐる台湾:茶と文化の旅
□2025年6月9-15日/7日間
https://www.kogei-seika.jp/news/tour2025-xie.html
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茶人の謝小曼(シェ・シャオマン)さんとゆく台湾の旅を企画しました。小曼さんは台湾の人で、台北に茶館をもち、上海、京都にも拠点があります。日本の工芸家による生活道具を中国語圏へ紹介した先駆者でもあり、2018年には台北で「日本生活器物展」を主宰、『工芸青花』でも取材、特集しました(12号)。その後もなんどか小曼さんの茶会、茶芸を体験しましたが、味はもちろんのこと、道具のとりあわせの妙、所作の美しさもつよく印象にのこっています。
今回は台北から阿里山へ。小曼さんの茶会を堪能しつつ、風光明媚な土地で野の茶を味わう旅でもあります。お香や伝統音楽、美食そして宿泊まで、いずれも文人・小曼さん推奨の台湾文化をぜひおたのしみください。
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写真|小慢



20250427
「青花の会|骨董祭2025」の冊子ができあがりました。今年は10周年、開催時期と会場がかわります。冊子(青花会員と来場者に配布します)の体裁もかえています。─
各出展者の推奨品をあらたな会場で(といっても古い倉庫ですが)撮影しました。写真家・奥山晴日さんの工夫と感性が随所にあらわれ、小写真集のようです。装丁は服部一成さん。ソフトで、手になじみ、さっそくもちあるきたくなります。文章は出展者34人のコメント、監修者・大塚美術の大塚麻央さんと奥山さんのエッセイを掲載しています。
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各出展者の推奨品は1点目、2点目(5月18日から販売)とも、インスタグラムのハイライトで紹介しています。
https://www.instagram.com/.../highlights/18263252521276189/
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青花の会|骨董祭2025
https://www.kogei-seika.jp/seikafes/2025.html
■日時
5月16日(金)16-19時 *内覧会(青花会員及び御招待者)・販売有
5月17日(土)11-18時
5月18日(日)11-17時
■会場
青花室|東京都新宿区矢来町71 新潮社倉庫内(神楽坂)
■入場料1500円
*2日間(5月17・18日)共通・小冊子付・再入場可
*青花会員は無料です
*入場券は17日午前11時より会場受付で販売します
■出展
井上オリエンタルアート日本橋/大塚美術/花徑/花元/神 ひと ケモノ/画室/工藝丹中/古童/古美術うまのほね/古美術川﨑/古美術京橋/古美術小林/古美術陣屋/古美術錫/古美術肥後/古美術三樹/古美術山法師/古美術28/綵花堂/四方堂/志村道具店/草友舎/素骨庵八木/となりのトトや/中上/秦志伸/前坂晴天堂/利菴アーツコレクション/gallery uchiumi/honogra/IMADO/LAPIN ART GALLERY/SEKIGAWA FINE ART/Swallowdale Antiques







20250426
杭州での展観、会期延長しました。─
■花之本―川瀨敏郎花道藝術|菅野康晴攝影作品展
□2025年4月12日-5月4日|11-18時|元白gallery(杭州市西湖區留和路139號東信和創園31幢)
https://www.instagram.com/gallery_yuanbai/
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以下の文章は展観前に、会場用に用意したものですが、現地で多くの質問をうけて、あらためて川瀬さんの花や、坂田さんの古道具について考えたことが、自分にとって大事な機会でした。いずれまとめてみたいと思いました。
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今回展示される花の写真は、ここ10年ほどのあいだに撮影されたものですが、『工芸青花』の記事のためにいけた花も多く、たとえば茶の湯、たてはな、仏教美術、古代といったテーマがあります。しかし、いっぽうで、そうしたジャンルをこえてはじめて「花」になる、とも考えています。私がめざしてきたのは、いけばなという古典的、日本的様式ではありません。もちろん、現代アートでもありません。人為のかぎりをつくして自然に近づくこと、自然と人為の境をなくすこと──それが「花」であり、それは、国や文化のちがいをこえるものではないかとも思っています。(川瀬敏郎/花人)
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今回展示する写真は、いずれも『工芸青花』の取材時に撮影したものです。『工芸青花』は年に2冊ほどだしている本で、私が編集と撮影もしています。花人の川瀬敏郎さんとは28年まえに『芸術新潮』の取材で知りあい、以来多くの記事、本をつくってきました。京都の花屋に生れ、古典様式のいけばなを学び、白洲正子に評価され、古社寺、数寄屋、茶室等さまざまな場所で花をいけてきました。「日本の花」は、あきらかに、川瀬さんによって現代によみがえりました。川瀬さんは、かわることをおそれない人です。今展によせた文にあるとおり、彼のこたえは、様式(たとえば「日本の花」という様式)にはありません。「花」(花なるもの)とはなにか、と問いつづけること、その問いこそが、川瀬さんの生涯の仕事であり、彼の「花」なのだと思います。(菅野康晴/『工芸青花』編集長)
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写真|元白gallery








20250424
「青花の会|骨董祭」10周年を機に、発会時より尽力いただいている茶人の木村宗慎さんの茶事をおこないます。主題は「高麗茶碗」。とはいえ以下にもあるとおり、木村さんのことゆえかたくるしい席にはならず、もの好きな人々がつどい語らうひとときに。濃茶薄茶に、あさ貴さんの和菓子、酒肴もあわせておたのしみください。─
■茶話会|木村宗慎|青花的茶事|骨董玩賞:高麗の侘びと数寄 □5月16−18日|一水寮(神楽坂)*青花室集合
https://store.kogei-seika.jp/products/sawa-kimura-01
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木村さんから|古いものを愛でること、そして使うこと。青花の骨董祭も10回目を迎えました。 茶の湯を指す語であった数寄とは、取るに足らない、それでいて、措くこと能わない何かをあつめて愉しむということ。また、茶の湯の侘びとは、選ぶこと、減らすこと。そうは言っても物欲捨てがたく溜まる一方のものを見て、溜め息と反省、いささかの喜びの毎日です。青花骨董祭の10年を寿ぎ、高麗茶碗を題にとり、侘数寄の求めてきた茶碗とはどうしたことだったのか、その広がりについて同好の方と一会を持ちたいと思います。
茶事と銘してはいますが、堅苦しいものではなく、さまざまな高麗の茶碗などを手に、ざっくばらんに楽しんでいただこう、という趣旨です。ご参加の向きで、ご自身の高麗の茶碗をご持参くださるという方は、ぜひお寄せください。相哀れむ格好のご馳走です。濃茶と薄茶、抹茶だけでなく和紅茶 Kaguya なども。それに合わせた酒肴と、菓子作家あさ貴さんの作りたての菓子をご用意してお待ちしております。
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写真|芳心会(1点目)/キッチンミノル(2点目)


20250423
美術史家・金沢百枝さん監修の「ロマネスク菓子|うさわん2025春」、先週発送しました。限定50缶、蓋絵はすべて金沢さんの手描きです。次回は秋の予定です。https://store.kogei-seika.jp/products/kashi-kanazawa-2025
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金沢さんの新講座「ロマネスク美術への旅」もはじまりました。初回は「ロマネスクってなに?」。会場の熱気に、またれていたことを実感しつつ、はじめてのかたもいて、ありがたい時間でした。
https://store.kogei-seika.jp/products/lecture-romanesque-01
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参加者のアンケートより。〈写真がたくさん使用されていて、現地の空気まで伝わるような講座で、その土地の気分が味わえました。オススメの図書についても教えて下さり、丁寧な講座だなと思いました〉〈MOMO先生のもと、ロマネスクを一から学び、辿れるのは、何というゼイタクでしょう〉
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次回は6月18日(水)。募集は5月初旬からの予定です(青花会員優先)。
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撮影|平岡花


20250420
あらたな催事のお知らせです。─────
■茶話会|木村宗慎|青花的茶事|骨董玩賞:高麗の侘びと数寄
□5月16−18日|一水寮(神楽坂)*青花室集合
https://store.kogei-seika.jp/products/sawa-kimura-01
・「高麗茶碗」が主題の茶事。あさ貴さんの和菓子、酒肴もあわせておたのしみください
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■展覧会|俵有作|気と画
□5月25日-6月4日@青花室
*5月25・26日は青花会員のみ
*5月31日休
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202505.html
・民藝および骨董界で評価され、しかしいまだ知られざる俵有作(1932-2004)の画業を紹介
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■講座|工芸と私84|沢山遼|俵有作:現象としての水墨
□5月27日18時半@青花室
https://store.kogei-seika.jp/products/lecture-kogei-84
・〈たとえ小さな画面であっても、その絵は、地球の動きと連動している。(略)かつて中国の画人たちは、それを「気韻生動」と呼んだ〉(沢山遼)
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以下も引続き開催します。
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■青花の会|骨董祭2025
□5月16−18日@青花室(神楽坂)
*16日は内覧会(青花会員及び御招待者。販売有)
https://www.kogei-seika.jp/seikafes/2025.html
・各出展者の推奨品をインスラグラム/ハイライトで紹介しています
https://www.instagram.com/.../highlights/18263252521276189/
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■展覧会|坂田和實|ひとりよがりのものさし
□3月25日−4月4日+5月25日−6月4日@坂田室(神楽坂)
*5月31日休
*全日予約制
https://www.kogei-seika.jp/gallery/sakata/202503.html
・主著『ひとりよがりのものさし』所載16点ほか五十数点を展観



20250417
〈五十嵐真理子さん(注・草友舎)が書いた「青花の会骨董祭」の題字も、今では会のイメージに欠かせないものになっている。菅野さんによると五十嵐さんに依頼した理由は「これまでの骨董イメージにありがちな重厚さ、マッチョな感じから遠ざかりたかった。五十嵐さんの書く文字に、軽やかさ、風通しの良さを感じていたから」とのこと〉(大塚麻央「骨董と私、あるいは骨董祭と」)─
青花骨董祭の監修者・大塚美術の麻央さんが、今年の冊子によせた文から。今年10回目(10年目)の骨董祭だが、初回からロゴは五十嵐さんの書き文字だった。草友舎にお願いにいったとき、ひどくおどろいていたけれど、最後には、だめだったらすててほしい、とひきうけてくれた。「日課観音のつもりで」とそのとききいた言葉どおり、届いた紙の厚い束には、数百におよぶ「青花の会骨董祭」という文字と、日々の日付が記されていた。そのうちの一葉を、10周年を記念して、今回軸装してもらった。藍染の裂、染付(青花)の軸先などは大塚さんが考えてくれた。時期も会場もかわる今年の骨董祭なので、このあたらしい軸を、あらたな気持で、感謝をこめてかけたいと思った。
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青花の会|骨董祭2025
https://www.kogei-seika.jp/seikafes/2025.html
■日時
5月16日(金)16-19時 *内覧会(青花会員及び御招待者)・販売有
5月17日(土)11-18時
5月18日(日)11-17時
■会場
青花室|東京都新宿区矢来町71 新潮社倉庫内(神楽坂)
■入場料1500円
*2日間(5月17・18日)共通・小冊子付・再入場可
*青花会員は無料です
*入場券は17日午前11時より会場受付で販売します
■出展
井上オリエンタルアート日本橋/大塚美術/花徑/花元/神 ひと ケモノ/画室/工藝丹中/古童/古美術うまのほね/古美術川﨑/古美術京橋/古美術小林/古美術陣屋/古美術錫/古美術肥後/古美術三樹/古美術山法師/古美術28/綵花堂/四方堂/志村道具店/草友舎/素骨庵八木/となりのトトや/中上/秦志伸/前坂晴天堂/利菴アーツコレクション/gallery uchiumi/honogra/IMADO/LAPIN ART GALLERY/SEKIGAWA FINE ART/Swallowdale Antiques


20250416
古美術栗八・高木孝さんの連載「花と器と」更新しました。器は李朝石筺、随想は「伊勢屋さんのこと」です。自分にも、若いころ、なぜかやさしくしてくれた先輩がいた──とひさしぶりに思いだしました。見返りをもとめない、でも身内とはちがう、かわいた、あたたかなやさしさ。https://www.kogei-seika.jp/blog/takagi_hana/074.html
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〈会話する相手もなくなり、好みの古画が出品されるのをただじっと待つしかありませんでした。昼食も一人で食べていたのですが、そんな私に親しく声を掛けてくれたのが伊勢屋さんです〉
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古美術栗八・高木さん監修による骨董通販サイト「seikanet」も更新しました(月2回更新)。今回は特集「花」です(4月30日まで)。
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online antique store|古董邮购网站
https://store.kogei-seika.jp/collections/seikanet-94


20250414
杭州での展観、はじまりました。初日の土曜はあいにくの風雨(前日も翌日も快晴……あらためて雨男を自覚しました)でしたが、ありがたいことに満席の会場で、川瀬さんの花についての対談をおこないました。主著『花をたてる』は白洲正子の宿題(「日本の花」とはなにかという問い)にたいする、およそ40年かけてのこたえであること。白洲さん歿後、川瀬さんの花をかえたのは東日本大震災であり、よって、川瀬さんの仕事は『一日一花』以前と以後にわけられること。そして、会場からの質問にこたえるかたちで、亡霊としての花、ワキとしての花人、といった話などしました。会期は4月27日まで。本でみるのとはまったくことなる現前に、ぜひ立ちあっていただけたら、と思います。─
■花之本―川瀨敏郎花道藝術|菅野康晴攝影作品展
□2025年4月12-27日|11-18時|元白gallery(杭州市西湖區留和路139號東信和創園31幢)
https://www.instagram.com/gallery_yuanbai/
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川瀨敏郎先生為花道藝術作出了巨大的貢獻,亦形成了他獨特的「花」之哲學,他的實踐和思想深深影響著每一個「花」人。此次展出的30幅花藝攝影作品,均由《工藝青花》主編菅野康晴先生拍攝於過去十年間,並首次在中國展出。從策展到具體的工作,每一個步驟雙方都緊密配合,很榮幸與大師和前輩們同行。特別感謝為這次展覽做出貢獻的人!
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写真|元白 gallery






20250412
杭州での展観は明日から。対談もあります。『工芸青花』の取材のほうも、みなさんのおかげで順調です。─
■花之本―川瀨敏郎花道藝術|菅野康晴攝影作品展
□2025年4月12-27日|11-18時|元白gallery(杭州市西湖區留和路139號東信和創園31幢)
https://www.instagram.com/gallery_yuanbai/
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■開幕對談|菅野康晴(《工藝青花》主編)+唐詩(獨立編輯/譯者/撰稿人)
□2025年4月12日14-15時@元白gallery
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川瀨敏郎先生為花道藝術作出了巨大的貢獻,亦形成了他獨特的「花」之哲學,他的實踐和思想深深影響著每一個「花」人。此次展出的30幅花藝攝影作品,均由《工藝青花》主編菅野康晴先生拍攝於過去十年間,並首次在中國展出。從策展到具體的工作,每一個步驟雙方都緊密配合,很榮幸與大師和前輩們同行。特別感謝為這次展覽做出貢獻的人!
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此次展出的花藝攝影作品,均攝於過去十年間。其中多為配合《工藝青花》專題創作的花,涵蓋茶道、古立花、佛教美術、古代等多個主題。然而,我始終認為,唯有超越這些具體的類別,方能抵達「花」之本質。我所追尋的,既非日式花道的古典範式,亦非當代藝術的表現形式。窮盡人為之力以逼近自然,消弭自然與人工的界限——此即我所理解的「花」。或許,它能夠超越國家與文化差異,成為一種普世的存在。(花道家/川瀨敏郎)
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本次展出的攝影作品,皆為《工藝青花》專題採訪期間所攝。《工藝青花》每年發行兩期,由我負責編輯與攝影工作。
我與川瀨敏郎先生的相識可追溯至二十八年前《藝術新潮》的採訪,此後攜手創作了諸多文章與書籍。這位生於京都花鋪、研習古典花道、受白洲正子賞識的藝術家,其創作足跡遍布古剎神社、數寄屋建築與茶室空間。「日本之花」這一傳統美學,確然經由川瀨先生之手在現代獲得了新生。
川瀨先生從不畏懼改變。正如他為本次展覽撰寫的文章所述,「日本之花」等既定樣式未能給予他想要的答案。持續追問「何為花之本質」即川瀨先生的畢生實踐,亦構成了他獨特的「花」之哲學。(《工藝青花》主編/菅野康晴)
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写真|元白(1点目)/陳秋朴(2点目)/唐詩(3点目)



20250410
昨日から中国杭州にきています。ひとつの取材と、ひとつの展観。展観は以下で、写真は搬入の様子です(今回大きなサイズが多く、本でみるのとはことなる花のようでした)。初日12日(土)14時からは、『花をたてる』中国版訳者である唐詩さんとの対談もあります。─
■花之本―川瀨敏郎花道藝術|菅野康晴攝影作品展
□2025年4月12-27日|11-18時|元白gallery(杭州市西湖區留和路139號東信和創園31幢)
https://www.instagram.com/gallery_yuanbai/
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■開幕對談|菅野康晴(《工藝青花》主編)+唐詩(獨立編輯/譯者/撰稿人)
□2025年4月12日14-15時@元白gallery
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川瀨敏郎先生為花道藝術作出了巨大的貢獻,亦形成了他獨特的「花」之哲學,他的實踐和思想深深影響著每一個「花」人。此次展出的30幅花藝攝影作品,均由《工藝青花》主編菅野康晴先生拍攝於過去十年間,並首次在中國展出。從策展到具體的工作,每一個步驟雙方都緊密配合,很榮幸與大師和前輩們同行。特別感謝為這次展覽做出貢獻的人!
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此次展出的花藝攝影作品,均攝於過去十年間。其中多為配合《工藝青花》專題創作的花,涵蓋茶道、古立花、佛教美術、古代等多個主題。然而,我始終認為,唯有超越這些具體的類別,方能抵達「花」之本質。我所追尋的,既非日式花道的古典範式,亦非當代藝術的表現形式。窮盡人為之力以逼近自然,消弭自然與人工的界限——此即我所理解的「花」。或許,它能夠超越國家與文化差異,成為一種普世的存在。(花道家/川瀨敏郎)
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本次展出的攝影作品,皆為《工藝青花》專題採訪期間所攝。《工藝青花》每年發行兩期,由我負責編輯與攝影工作。
我與川瀨敏郎先生的相識可追溯至二十八年前《藝術新潮》的採訪,此後攜手創作了諸多文章與書籍。這位生於京都花鋪、研習古典花道、受白洲正子賞識的藝術家,其創作足跡遍布古剎神社、數寄屋建築與茶室空間。「日本之花」這一傳統美學,確然經由川瀨先生之手在現代獲得了新生。
川瀨先生從不畏懼改變。正如他為本次展覽撰寫的文章所述,「日本之花」等既定樣式未能給予他想要的答案。持續追問「何為花之本質」即川瀨先生的畢生實踐,亦構成了他獨特的「花」之哲學。(《工藝青花》主編/菅野康晴)



20250406
先日は大分取材でした。山桜と菜の花。昔から雨男なので(もうあわてなくなりました)、曇天でじゅうぶんです。山間をめぐり、ロマネスク取材を思いだしました。みなさん、ありがとうございました。
20250404
猿山修さんの「居酒:古器と書画」展、本日終了しました。写真は会期中におこなった平松麻さん(画家)との対談の様子です。あの禁欲的な猿山デザインはじつは今回出品されたような書画(スケッチ)から生れるもので、その(書画の)線のやさしさ、あたたかさは夜中の酒がもたらすもので、朝、机上にちらばるそれらをみてそこにあの(一見)禁欲的な形状をみいだす(macで描きおこす)、というサイクルの話──私の理解ですが──が、猿山さんらしくて、人間らしくてとてもよかった。猿山さん、平松さん、山本千夏さん(ギュメレイアウトスタジオ)、ありがとうございました。https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202503.html

20250403
古美術栗八・高木孝さんの連載「花と器と」更新しました。器は常滑経塚破壺。https://www.kogei-seika.jp/blog/takagi_hana/073.html
─
〈屋上のプランターで育てている野花では、この壺に太刀打ちできる花はなかなか思い浮かばなかったのですが、冬を越えて残っていたアケビの蔓から芽吹きが始まりましたので、挑戦してみました〉
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古美術栗八・高木さん監修による骨董通販サイト「seikanet」も更新しました(月2回更新)。今回は自由出品です(4月15日まで)。
─
online antique store|古董邮购网站
https://store.kogei-seika.jp/collections/seikanet-93


20250402
猿山さん初の書画展、あさって(4月4日)まで。─
■展覧会|猿山修|居酒:古器と書画
□3月25日‐4月4日|12‐18時|青花室(神楽坂)
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202503.html
─
写真2、3点目は『工芸青花』16号特集「『さる山』の店と仕事」。


