20210331

お知らせ

日置路花さんの書、春夏21作の通信販売をはじめました。
https://www.kogei-seika.jp/shop/hiokiroka.html

御注文はこちらから
https://shop.kogei-seika.jp/products/list.php?category_id=25

散りのこる岸の山吹春ふかみこのひと枝をあはれといはなむ(源実朝)





20210331

骨董通販サイト seikanet 2 公開中です(今日まで。0時になると商品が消えます)。今回は「陶片・残欠・断簡」特集。
https://kogei-seika.net/

古鏡残欠 中国・戦国時代 長径17.5cm

蟠螭(ばんち)文とよばれる、春秋〜戦国時代に多用された文様の鏡鑑残欠。古来より、古い金属器や玉器などの所謂「金石」は、鑑賞美術の中でも格上の分野とされてきました。残欠とはいえ置くだけで周囲の空気が一段引き締まります。過去に修復を試みたらしく、破断面にボンドのはみ出しや擦れなどがあります。主に鏡面側(文様面裏)で鑑賞に大きな影響は無いと思いますが、予めご了承ください。保存用の桐箱が付属します。(つつみ美術)

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210330

骨董通販サイト seikanet 2 公開中です(3月31日まで)。今回は「陶片・残欠・断簡」特集。明日まで。
https://kogei-seika.net/

縄文土器片 縄文時代中期・晩期

縄文時代の中期と晩期の土器片及び土製品15個一括です。段箱の左が中期のもの。うねる隆帯と胎土に混じる金雲母から見て、関東東部を中心に分布する阿玉台式でしょう。ひっくり返すと「姥山貝塚」という千葉県の主要な遺跡の名が墨書きされており、物と時代の合致を裏付けています。左の箱が晩期のもの。形状や文様の多様さを楽しめます。Y字型の土製品は垂飾に分類されるものだと思いますが、赤色顔料のよく残る貴重な遺物です。(逆光)

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210329

骨董通販サイト seikanet 2 公開中です(3月31日まで)。今回は「陶片・残欠・断簡」特集。
https://kogei-seika.net/

ペルシャ裂 18世紀 絹織物 4×11cm 額付

この断片はイギリスの個人コレクションからで、ドイツのクレーフェルト博物館に同種の断片が収蔵されております。シルクの平織で、鳥と花の意匠があらわされています。(古美術祥雲)

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210329

花人・川瀬敏郎さんのウェブ連載「四時之花」更新しました(第49回。毎週7点ずつ公開。川瀬さんの言葉と花名等を附します)。

花=雲南木蓮、柳
器=ガラス花入
撮影=佐々木英基/川瀬敏郎事務所

詳細、御購入はこちらから
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=547

「四时之花」的中文版线上连载也开始了,欢迎点击以下链接了解详情。
https://mp.weixin.qq.com/s/87XTSZE_kb7IERZn3DcplQ





20210328

骨董通販サイト seikanet 2 公開中です(3月31日まで)。今回は「陶片・残欠・断簡」特集。
https://kogei-seika.net/

瓦経残欠 平安時代 (12世紀) 8.5×5.4cm

側面に伊勢国山田菩提山の墨書きがあり、有名な小町塚経塚出土の瓦経とわかります。わずか2行半程の断片ですが、文字のキャストもよく、評価いただける状態です。どうぞ、よろしくお願いいたします。(古美術りつ)

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210327

倉敷、京都と取材と打合せの旅でした。急だったにもかかわらず、倉敷では倉敷意匠の田邉さんと、ガラス作家の石川さんのお話をうかがうことができて、ありがたいことでした。現代の作家工芸、プロダクト、そして古物、と本のことなど。

倉敷意匠では4月3日より「祈りのかたちⅢ-仏教美術展」がひらかれます(7日まで。5日休)。図録もすてきです(写真)。
https://www.instagram.com/shinsuke.tanabe/

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210325

骨董通販サイト seikanet 2 公開中です(3月31日まで)。今回の特集は「陶片・残欠・断簡」。追加出品もありました。
https://kogei-seika.net/

古代ガラスかけら ローマ下エジプト周域 BC1-AD1世紀頃 幅4.5cm(下)

紀元前後期の古代ガラスのかけら3点組になります。こうしたガラス片ももともとは吹きガラスの誕生する以前にフェニキア沿岸部周辺のガラス工房にて製作された鉢や皿などといった器物だとされています。それらは時代を経て発掘され、かけらではあるものの、その稀少性や美しさから珍重されヨーロッパなどを中心に流通し、現代では各国の博物館や蒐集家のもとへも納まります。この濃淡のある青い3ピースからは瑪瑙状の模様が確認できます。ガラス製品ですので、光の状態により見え方が変化いたします点ご留意ください。(古美術うまのほね)

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210323

お知らせ

あらたに「古道具屋たち」というブログをはじめました。第1回は京都「古い道具」の冨永淳さんです。
https://www.kogei-seika.jp/blog/ena/001.html

〈「いいのがある!」と思って走っていったら、コーヒーの入った紙コップだったというのがよくあります〉

筆者は衣奈彩子さん。私(菅野)も取材に同行します。





20210323

骨董通販サイト seikanet 2 公開中です(3月31日まで)。今回の特集は「陶片・残欠・断簡」。出品作を紹介しています。
https://kogei-seika.net/

六十六部経筒残欠 室町時代 高9.9cm

その起源は13世紀まで遡るそうですが、こちらは16世紀中期頃、廻国聖なる巡礼者が法華経を66部書写し、これを全国66ヶ所の霊場に1部ずつ納経して廻る(六十六部廻国聖巡礼)というなかなか壮大なストーリーを背景に持つ小型の経筒。携帯するに差し支えないサイズを。という事で高さ10cm程度に規格化されました。彫られている銘文は以下の通り。(誤字の可能性もありますのでご了承ください)

十羅刹女 肥□之□玄益坊 
奉納 大乗妙典六十六部
三十番神 富木□今月日

文字の判読の為に、一部緑青が削られていますが、これは学術的に不可避な事で、大きく見た目を損なわない程度で留めた点は逆に評価に値します。口縁部から胴部にかけての割れやヒビの加減が絶妙で無疵のものより魅力的に映ります。経筒蓋の欠損。桐箱が付きます。(トトトト)

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210323

『工芸青花』の次号16号の編集作業中です。落ちつきます。

『工芸青花』の販売店一覧です。
https://www.kogei-seika.jp/about/booksellers.html

よろしければ定期購読も御検討ください。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=4





20210322

骨董通販サイト seikanet 2 公開中です(3月31日まで)。今回の特集は「陶片・残欠・断簡」。出品作を紹介しています。
https://kogei-seika.net/

コプト裂動物文残欠 9世紀

古代エジプトの染織品として人気のコプト裂ですが、本品は獅子と思われる可愛らしい動物の周りに蔦模様があり、さらにその周りに嘴を開けた鳥がユーモラスに織り出されております。染織家、皆川泰蔵氏のコレクションの一部だったようです(古代オリエント博物館編『コプト織』49p所載品)。コプト裂は好きで沢山蒐集しております。店舗では他にもご覧頂けますので気軽にお問い合わせ下さい。(古美術川﨑)

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210322

花人・川瀬敏郎さんのウェブ連載「四時之花」更新しました(第48回。毎週7点ずつ公開。川瀬さんの言葉と花名等を附します)。

春の椿と若き草もののとりあわせは、この季節ならではの花。(川瀬敏郎)

花=三葉木通、木五倍子、椿、二輪草
器=古民具籠
撮影=佐々木英基/川瀬敏郎事務所

詳細、御購入はこちらから
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=546

「四时之花」的中文版线上连载也开始了,欢迎点击以下链接了解详情。
https://mp.weixin.qq.com/s/87XTSZE_kb7IERZn3DcplQ





20210321

骨董通販サイト seikanet 2 公開中です(3月31日まで)。今回の特集は「陶片・残欠・断簡」。出品作を紹介しています。本日追加もありました。
https://kogei-seika.net/

ガンダーラ・レリーフ残欠 2−4世紀 高9.6cm

ガンダーラの片岩製レリーフの残欠です。下部に凸状の出っ張りがありますが安定して自立します。左側に人の足と波状の植物が残ります。花や樹で編んだ長い花綱を担ぐ童子の図だったのではないかと推測します。ギリシャ・ローマから請来されたモチーフで、ガンダーラでもしばしば取り上げられます。むっちりとして踏ん張る足が愛らしいと思います。(トリピエ)

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210320

骨董通販サイト seikanet 公開中です(3月31日まで)。今回の特集は「陶片・残欠・断簡」。出品作を紹介しています。
https://kogei-seika.net/

土偶の片腕 縄文時代晩期 長15cm 飾台付(林友子作)

なんともおおらかでアバウトな造形です。反り返る手先が愛らしい。修理個所あります。飾台は額装作家林友子さんに依頼した作品です。(Sundries)

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210319

骨董通販サイト seikanet 公開中です(3月31日まで)。今回の特集は「陶片・残欠・断簡」。出品作を紹介しています
https://kogei-seika.net/

麒麟文塼 漢時代 4.8×4.4cm

空想の動物「麒麟」が愛らしく表現されています。見ていて和む1点です。(花元)

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210318

骨董通販サイト seikanet 公開中です(3月31日まで)。今回の特集は「陶片・残欠・断簡」。出品作を紹介しています
https://kogei-seika.net/

中尊寺金銀交書経 平安時代 本紙54.5X25.2cm

中尊寺経には清衡発願金銀字交書一切経、基衡発願金字法華経、秀衡発願金字一切経があり、それぞれ清衡経、基衡経、秀衡経と呼ばれています(中尊寺経に関しては以下のサイトをご参照ください)。
https://www.kyohaku.go.jp/jp/dictio/shoseki/chusou.html
藤原三代の物語、清衡経の流転の経緯などもあいまって、特別な存在感を感じるお経です。当断簡は不空羂索神變真言経 第一巻。文字通り不空羂索観音について説く経典で、初期密教経典とのこと。同経巻の第二十八巻の断簡が鶴見大学に所蔵されています。興味深いのは通常一紙28行が、この断簡は31行あり、鶴見大学所蔵の断簡よりも3行分長い寸法です。初唐宮廷写経(公的写経)では1行17字、一紙31行が厳格だったとのことですので、このことに因んでいるのかもしれません。数行に切られていたらわからなかったことですので、一紙で伝わった貴重さを感じます。表具にはシルクロードを感じさせる洒落た裂が使われています。二重箱があつらえられて大切にされていました。(花徑)

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210318

講座のお知らせ

■講座|高木崇雄|工芸入門9|ミシェル・フーコーと工芸
□3月24日(水)19時@工芸青花(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=531

以下、高木さんから。

2004年の秋、ふと店でも始めるか、と思い立った際にまず考えたのは、店名をどうするか、ということでした。いくつか案を出し、結局残ったのが「工藝風向」で、この名をつけるにあたり参考にしたのはもちろん、フランスの哲学者ミシェル・フーコーの名前でした。

フーコー自身が、自分の名が日本で知られているのはその名前の呼びやすさゆえだろう、と言っている通り、軽いひびきを持っていること、漢字に当てても読めること、そしてその著書が『言葉と物』 であったこと、この三つが大体の理由です。大学生の頃、『言葉と物』原著の読書会を数人で開き、読み通していたこともあり、親しみのあったフーコーですが、まあ軽い気持ちではありました。

とはいえ、店を作って数年後、建築家の磯崎新さんにお目にかかったおり、いい名だね、適当って言うけれど、フーコーという名をつけたのにはきっと理由があるよ、いずれわかるよ、と言われたのをきっかけに、あらためて読み返す機会を得ると、「言説を、言説を誕生させた思考や精神あるいは主体に準拠させるのではなく、言説が展開される実践的な場に準拠させる」(ミシェル・フーコー『アルケオロジー宣言』p.31/朝日出版社)といった文章がどうも気に掛かる。気に掛かるというか、自分が店を通じてやろうとしてきたことはまさに、「日本の正しい工芸」的な「正史」が排除してきたモノが生まれつつある場に日々立ち会い、取り上げ、再び位置付けるという、鬼子の産婆のような仕事であり、それはフーコーによる系譜学的なものの見方と近いんじゃないか、とも思ったのです。つまり、自分が考えていた以上に、店の名前は店のありようを規定しているんだな、と。

ということで、フーコーと工芸、という自家撞着したテーマではありますが、フーコーについての振り返りと工芸への応用について、あらためて考えてみたいと思います。


写真は『工芸青花』10号「坂田和實の眼 酒袋」特集より。高木さんに「坂田さんの優しさ」という文を寄稿してもらった号でした。
https://www.kogei-seika.jp/book/kogei-seika010.html





20210317

お知らせ

骨董通販サイト seikanet 更新しました(20210315)。今回の特集は「陶片・残欠・断簡」。さっそく追加の品々もあります。
https://kogei-seika.net/

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります(各解説の充実ぶりはさながら「骨董入門」です)。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210316

お知らせ

骨董通販サイト seikanet 第2回、公開しました。今回の特集は「陶片・残欠・断簡」。初回からさらに出店者も出品数もふえました。
https://kogei-seika.net/

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210315

お知らせ

骨董通販サイト seikanet の第2回、公開しました。今回の特集は「陶片・残欠・断簡」です。初回からさらに出店者も出品数もふえました。各品の解説も読みごたえありますので、ぜひおたのしみください。
https://kogei-seika.net/

seikanet 監修者の古美術栗八・高木孝さんのブログ「ゼロからの骨董入門」も更新しました。
https://www.kogei-seika.jp/blog/takagi/002.html

〈こんにちはー。骨董通販サイト「seikanet」が始まりました。3月15日からは「陶片・残欠・断簡」とマニアックな特集出品です。栗八も出品させていただいています。ぜひアクセスされてみてください〉〈さて、「seikanet」のスタートと同時に掲載を始めた骨董入門コラム「ゼロからの骨董入門」、「はじめに」の後篇です。これから古美術骨董を買ってみたいと思われている方、難しそうで……と、入口でためらわれている方にご一読いただければうれしいです。では、前篇の続き、「眼の力」をどのように獲得するか……についてです〉

写真は同ブログより、古唐津陶片(seikanet 商品ではありません)。





20210315

花人・川瀬敏郎さんのウェブ連載「四時之花」更新しました(第47回。毎週7点ずつ公開。川瀬さんの言葉と花名等を附します)。

春たけなわのこの時期は、素直に花に酔いたいものです。(川瀬敏郎)

花=椿各種
器=手桶形臑当籠
撮影=佐々木英基/川瀬敏郎事務所

詳細、御購入はこちらから
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=544

「四时之花」的中文版线上连载也开始了,欢迎点击以下链接了解详情。
https://mp.weixin.qq.com/s/zTR6grr6YVwWMzgTZNeKlQ





20210314

骨董通販サイト seikanet より、今回(3月1日−14日)の出品作を紹介しています。今日まで(零時になると商品が消えます)。
https://kogei-seika.net/

■炻器筒型カップ ドイツ 1850年頃 高4.2cm

口辺が少々ゆがんだ器体になっています。外側は灰色からベージュ色に発色し、内側には黒褐色の釉薬が施されています。見込みにはろくろ目が残されて、一部釉薬がハゼている状態です。高台部分は他のものと異なり平なものとなっています。口辺及び高台の一部は無施釉です。とても素朴で無骨な感じさえするドイツの炻器(陶器と磁器の中間のような焼き物)の筒型カップです。飲用なのか、薬を保存する医療用なのか、はたまた小鳥のエサ入れなのか、はっきりとした用途はわかっていません。ドイツのライン川流域では、ローマ時代には焼き物の技術が伝わり、8世紀頃にはピングスドルフ、10世紀頃にはジークブルグで高温焼成される炻器づくりが始まったことが判明しています。その後、この流域には多くの窯が作られるようになり、さらにドイツ国内で広がりを見せエルベ川沿いにも窯が築かれるようになったと聞きます。この焼き物もそうした窯の一つで作られたものと思います。しっかりした作りなので、日常の生活に活かせるものかと思います。例えば、手折った野の花を挿したり、酒の盃として、またナッツ、フレッシュオリーブ、ピクルスとかのつまみを盛るのにも丁度いい器かと思います。(gallery uchiumi)

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210313

お知らせ

以下の通信講座、公開日今日までだったのですが、5月16日まで延長することにしました(これまでにお申込みいただいたかたも引続き御覧いただけます)。

■通信講座|工芸と私8|高木崇雄+小林和人+菅野康晴|民藝・生活工芸・作用
□公開|2021年2月11日-5月16日/約235分
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=537

この座談にかんする昨夜の小林さんの文章(以下)を読んで、さきほど高木さんとも話して、そうすることにしました。
https://www.facebook.com/kazuto.kobayashi.790/posts/2813848492202462

〈2時間を過ぎたあたりから、話が動きます。高木さんがふと使った「これでいいじゃん」という言葉に菅野さんが反応、生活工芸とは「これでいいじゃん」運動だったのでは、という話に。ちなみに、この時には私は生活工芸についての自分なりの見解はほぼ出せていませんでした(なので、ここ最近はひたすら生活工芸の事ばかり考えてしまっています)。そして3時間にさしかかったあたりからようやく「作用」、および「気晴らし」論が始まります〉

講座のきっかけは青花のサイトで連載していた高木さんのブログ「工芸入門」が終了したことでしたが、ここ数日、あるテレビ番組の余波で、以下の回が多く読まれています(ぜひ全文読んでほしいですが)。時評であっても、筆者に透徹した視座があれば文は古びません。
https://www.kogei-seika.jp/blog/takaki/043.html

〈草花の名前をひとつずつ覚えることで山道を歩む際に見える景色が変わるように、一つの言葉が抱える正負の歴史を知ることは、世界をより細かな解像度で眺めるきっかけとなるからです。(略)このような歴史を忘れて、解像度が低い状態を自らよしとすると、僕らはどうしても知らず知らずのうちに、誰かを自分の消費のための道具として取り扱ってしまう。誰かの悲しみのうえに「美しさ」を消費していることを忘れてしまう〉

「これでいいじゃん」は、「これがいいじゃん」と対で考えた話でした。毎年秋、民藝館で現代工芸の公募展があり、講評会もあるらしいのですが(高木さんは運営側、小林さんは応募者としてかかわっています)、そこではときに物を「つよい」か「よわい」かで判定する。もちろん評価されるのは前者です。おかしなことではありません。

しかし「生活工芸」は(私の経験では古道具坂田も)、「つよい」という語を称讃の意でもちいませんでした。むしろ忌言葉でした。どちらかといえばこちらのほうがおかしい。そしてそのおかしさ(すなわち非成長主義的下降志向)にこそ、2000年代を初期・盛期とする「生活工芸」の歴史的意義があると考えています。

「個」のよわさが「共」をつよめる──そうした生活工芸的文化のありようは2010年代に入ると揶揄をふくめた批判の対象になりますが、政治的(宗教的・民族的......)立場をこえた「共」が、たいてい生活文化によってきずかれてきたことを思うと、むしろいまこそ、生活工芸の「よわさ」とそれに由来する(水平的/感情的)「共」を再評価すべきではないでしょうか。しょせんは器、道具なのです。

以下も高木さんのブログ「工芸入門」から「生活工芸」論のくだり。このとおりであり、ゆえに三谷さんこそが(観念論批判的に)批評的なのだと思います。
https://www.kogei-seika.jp/blog/takaki/045.html

〈《構造》というとまるで本質的なものであるかのように見做されがちですが、結局のところは見えないところに潜む形而上的な存在に過ぎない。そうではなく、あくまで目に見える、手に触れられる表象に執着し続ける態度こそが三谷さんにとっては重要であり、本質なのではなかったか。普遍的な、永遠の美ではなく、個別性として、その時・その場においてのみ存在する微かな表情・感情の揺れに賭けようとしているんじゃないだろうか〉

3月は高木さんの講座もあります。こちらもぜひ。

■講座|高木崇雄|工芸入門9|ミシェル・フーコーと工芸
□3月24日(水)19時@工芸青花(神楽坂)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=531





20210313

骨董通販サイト seikanet より、今回(3月1日−14日)の出品作を紹介しています。明日まで。
https://kogei-seika.net/

ウジャトの眼 紀元前1000年紀/エジプト末期王朝 長4.6cm

ファイアンス製の聖眼ウジャト。父オシリス神の仇であるセト神との戦いで目を失ったホルス神がトート神の力により再び眼を得たことに由来し、治癒や完全を意味する、のだそうです。精緻な作りのものもありますが、本品はだいぶ簡略化されていてあどけない。(花徑)

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210312

お知らせ

美術史家・金沢百枝さんの通信講座、公開しました。

■通信講座|金沢百枝|キリスト教美術をたのしむ11|旧約篇9|出エジプト記2|モーセの生涯2
□公開|2021年3月10日-4月11日|約100分
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=545

〈いよいよ、海が分かれます。紅海渡渉、荒野放浪40年の試練、そして「十戒」を受けとるまで──モーセの劇的な後半生を、聖書の言葉と美術とともに、わかりやすく見てゆきます。イスラエルの民60万人(成人男性の数だけで!)以上をひきつれての旅。導き手としてのモーセの苦労がしのばれます〉(金沢百枝)

以下も募集中です。

■講座|金沢百枝|キリスト教美術をたのしむ65|旧約篇11|サムエル記|ダビデ
□2021年4月8日(木)18時半@自由学園明日館(目白)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=540

写真は『工芸青花』15号より、金沢さんと取材したフランス、サン=ネクテール聖堂(1146-78年)。
https://www.kogei-seika.jp/book/kogei-seika015.html





20210312

骨董通販サイト seikanet より、今回(3月1日−14日)の出品作を紹介しています。
https://kogei-seika.net/

■志野織部皿 17世紀 径12.2cm

美濃にて17C頃焼かれた志野織部のお皿です。今回の物は絵の部分がお皿の大きさに対して小さく、引き締まった感じに見えます。デザイン的に無地の現代作家ものなどのうつわと合わせて使えるかと思います。2箇所、金直しがあります。(LAPIN ART)

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。追加商品もあります。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210311

お知らせ

森岡督行さんのブログ「森岡書店日記」更新しました。今回は昨年5月の日記。〈午前、いまかいまかとトラックが来るのを待つ。いよいよ伊藤昊写真集『GINZA TOKYO 1964』が富山から届く〉
https://www.kogei-seika.jp/blog/morioka/052.html

写真は在りし日の麻布十番「さる山」。『工芸青花』の次号16号で特集します。





20210310

骨董通販サイト seikanet より、今回(3月1日−14日)の出品作を紹介しています。
https://kogei-seika.net/

■染付貝文皿 明時代 径17.6cm

尾久彰三さんの著書『観じる民藝』で同手のお皿を見たときは感激しました。(同じく尾久さんの著書『民芸とMingei』にも掲載されています。)尾久さんのコレクションを並べた展覧会で現物を見る機会もあり、いつか欲しいと思っていたら4年ほど前に目の前に現れ、迷わず入手しました。貝殻が無重力空間で浮遊しているようにも、水中でたゆたっているようにも見えて、見飽きることがありません。お皿は使って楽しめるものを選ぶことが多いのですが、このお皿に関しては絵画を買うような感覚でしたし、実際手に入れてから眺めてばかりで一度も使いませんでした。絵の邪魔にならない程度のフリモノ、縁に小さな虫食い等ありますが、無傷完品といっていい状態かと思います。気になるようでしたらご購入前にお問い合わせくださいませ。(objects)

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210309

骨董通販サイト seikanet より、今回(3月1日−14日)の出品作を紹介しています。
https://kogei-seika.net/

■スツール/台 ヨーロッパ 19世紀 高33cm

古鉄脚のスツール/台です。当店のリプロダクトによるもので、ヨーロッパ19世紀半ばあたりの古い鉄脚に日本の古材を合わせ、スツールにしたもの。高さの調節はできませんが、回転式となります。椅子としてだけではなく、オブジェや彫刻などをのせる台としてもご活用ください。古鉄脚の重さはもとより、枯れ侘びた重厚な佇まいが他にはない良い雰囲気を醸し出しております。(stereograph antiques)

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。今日も追加出品がありました。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210308

骨董通販サイト seikanet より、今回(3月1日−14日)の出品作を紹介しています。
https://kogei-seika.net/

■勾玉セット 古墳時代 長1.3cm(勾玉)

石製の勾玉、出雲石の管玉、瑠璃色の美しいガラス玉のセットです。管玉、ガラス玉は現代の宝石やビーズのネックレスのように勾玉と一緒に連ねて首に下げるのに使われました。とても小さなタイプです。小箱やお守りとして大切にしていただけたらと思います。(古美術祥雲)

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。随時追加出品もあります。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210308

花人・川瀬敏郎さんのウェブ連載「四時之花」更新しました(第46回。毎週7点ずつ公開。川瀬さんの言葉と花名等を附します)。

3 月といっても、山に入ればまだ冬の気配がのこっています。そこにすこしの緑をいれる。里と山を、往還するような気分の花。(川瀬敏郎)

花=一人静、忍、樫
器=時代伊賀トチン
撮影=佐々木英基/川瀬敏郎事務所

詳細、御購入はこちらから
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=543

「四时之花」的中文版线上连载也开始了,欢迎点击以下链接了解详情。
https://mp.weixin.qq.com/s/zTR6grr6YVwWMzgTZNeKlQ





20210307

お知らせ

『芸術新潮』の今月号(3月号)に、古道具坂田の坂田和實さんの個人美術館「as it is」の記事があり、中村好文さん、森岡督行さんとともに短文寄稿しました。筒口くん(『芸術新潮』のカメラマンで、『ひとりよがりのものさし』も撮影)の撮る as it is もひさしぶりでした。
https://www.shinchosha.co.jp/geishin/backnumber/20210225/

museum as it is ではいま、以下の展観がひらかれています。

■望月通陽展|1行の詩のために─リルケ『マルテの手記』に寄せて
□2021年3月28日まで(土日開館)
http://asitis.sakatakazumi.com/200925/index.html





20210307

骨董通販サイト seikanet より、今回(3月1−14日)の出品作を紹介しています。
https://kogei-seika.net/

■フェズ刺繍 モロッコ 20世紀初 120×38.5cm

サフランや茜、ヘナなどの天然素材で染められた絹糸で上質な木綿地に手刺繍。ボコボコっと立体感ある風合いで、表裏同じ柄になるのがフェズ刺繍の特徴。婚礼の際の女性の持参金の一部、結婚祝いとして与えられたものが多く、娘が産まれると直ぐに嫁入道具として持たせる為に刺繍を始めるなど、熟練の職人が数年掛け仕上げることもあったそう。モロッコの芸術の中心地フェズで作られ、アンティークのものは美術館や貴族の館などで見られる以外ほとんど目にすることもなく、現地でも非常に希少で高価なものとされています。気になる方はこの機会に是非!(Gallery ULALA)

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。今日も根来折敷など追加出品がありました。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210307

お知らせ

今週です。

■講座|金沢百枝|キリスト教美術をたのしむ64|旧約篇10|士師記|サムソン
□3月11日(木)18時半@自由学園明日館ホール(目白)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=529

旧約聖書のなかで、サムソンほど破天荒な人物はいません。民話的要素がつよい物語ですが、キリスト教聖堂でも古くから「つよさ」の象徴として描かれてきました。百人力の豪傑なのに愛した女性にはめっぽうよわい、という魅力的な姿を、おもに中世美術のなかにみてゆきます。(金沢百枝)

今日まで。

■通信講座|金沢百枝|キリスト教美術をたのしむ10|旧約篇8|出エジプト記1|モーセの生涯
□公開|2月4日-3月7日/約90分
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=536





20210307

展示も入札も今日19時まで。ぜひ御覧ください。

出品作より、三谷龍二監修「晩ごはんセット/2名分」(安藤雅信+辻和美+三谷龍二作)。

■展覧会|生活工芸の作家たち4:つどう
□2月26日-3月7日15−19時@工芸青花(神楽坂)
□出品|安藤雅信+辻和美+三谷龍二
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210201.html

*今展の作品販売はサイレントオークション(入札形式)でおこないます。展示会場とオンライン、どちらでも入札に御参加いただけます。詳細は以下より御確認ください。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210201/auction_info.html

作家3人に、今展についてお話をうかがいました。各作品のみどころなども語られています。

青花茶話|4|安藤雅信+辻和美+三谷龍二|「生活工芸の作家たち4:つどう」展のこと
https://www.youtube.com/watch?v=hmN1nkS4ErI

こちらもよろしければ。

■通信講座|工芸と私8|高木崇雄+小林和人+菅野康晴|民藝・生活工芸・作用
□公開|2021年2月11日-3月14日/約235分
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=537























20210306

骨董通販サイト seikanet より、今回の出品作を紹介しています。
https://kogei-seika.net/

■平安鏡(山吹双雀鏡) 平安時代

平安時代終わり頃の銅鏡です。土中埋蔵だった為、緑青が吹いており、それがこの儚げな平安鏡に尚一層の情緒を与えています。小さい鈕のまわりに割と余白をもち、山吹と二羽の鳥(箱書では雀)を配しています。ごちゃごちゃ詰め込む画面が多い山吹図にあっては、とてもシンプルに藤原らしい面影を構築しています。発掘時のダメージか縁にクラックが入っていますが、その箇所も強度を保っており、割れたり外れたりすることはありません。(長谷雄堂)

サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。昨夜追加出品もありました。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210306

2月28日、以下の討論をおこないました。

■青花の会|講座|工芸と私49|村上隆+赤木明登+安藤雅信+内田鋼一+辻和美+三谷龍二|「生活工芸」の時代|於自由学園明日館講堂(目白)
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=533

『工芸青花』17号(今夏刊予定)の「生活工芸」特集にむけて、村上さんとの取材は討論会後もつづけています。また、28日の会の感想もさまざま届いています。

「生活工芸」の時代とは、「初期|2000年代前半+盛期|2000年代後半+後期|2010年代前半」であり、「初期=メディア(ギャラリー、雑誌、スタイリスト等)主導期」、「盛期=作家主導期」、「後期=概念形成期」とひとまず考えています。そして「生活工芸」とは、「現代日本のバブル経済崩壊後に、もてる者たちが起動させた、もたざる者たちによる、もたざる者たちのための生活文化」とも。「もてる/もたざる」は経済にかぎらず、人脈、権威、技術、地盤、経験、権利等。

引続き、よろしくお願いいたします。





20210306

展示も入札も明日7日まで。ぜひ御覧ください。

出品作より、辻和美監修《dessert time(white URUSHI)》(安藤雅信+辻和美+三谷龍二作)。

■展覧会|生活工芸の作家たち4:つどう
□2月26日-3月7日@工芸青花(神楽坂)
□出品|安藤雅信+辻和美+三谷龍二
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210201.html

*今展の作品販売はサイレントオークション(入札形式)でおこないます。展示会場とオンライン、どちらでも入札に御参加いただけます。詳細は以下より御確認ください。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210201/auction_info.html

作家3人に、今展についてお話をうかがいました。各作品のみどころなども語られています。

青花茶話|4|安藤雅信+辻和美+三谷龍二|「生活工芸の作家たち4:つどう」展のこと
https://www.youtube.com/watch?v=hmN1nkS4ErI

こちらもよろしければ。

■通信講座|工芸と私8|高木崇雄+小林和人+菅野康晴|民藝・生活工芸・作用
□公開|2021年2月11日-3月14日/約235分
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=537













20210305

骨董通販サイト seikanet より、今回の出品作を紹介してゆきます。
https://kogei-seika.net/

■古染付太極算木文様角皿 明末清初

日本から中国に発注した「型物」と呼ばれる厚手の古染付です。割れは本漆の古い堅牢な直しです。磁肌のツヤ、発色共に良好です。中央の太極算木文様と縁周りの市松文様は現代でもハッとするほどモダンです。いつの時代でも抜群のセンスの持ち主はいるものです。無傷の同手の皿が日本民藝館に収蔵されています。(骨董いわた)

今日あらたに追加出品もありました。サイトの画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。





20210305

出品作より、三谷龍二監修「花見箱」(安藤雅信+辻和美+三谷龍二作)。

■展覧会|生活工芸の作家たち4:つどう
□2月26日-3月7日@工芸青花(神楽坂)
□出品|安藤雅信+辻和美+三谷龍二
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210201.html

*今展の作品販売はサイレントオークション(入札形式)でおこないます。展示会場とオンライン、どちらでも入札に御参加いただけます。詳細は以下より御確認ください。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210201/auction_info.html

作家3人に、今展についてお話をうかがいました。各作品のみどころなども語られています。

青花茶話|4|安藤雅信+辻和美+三谷龍二|「生活工芸の作家たち4:つどう」展のこと
https://www.youtube.com/watch?v=hmN1nkS4ErI

こちらもよろしければ。

■通信講座|工芸と私8|高木崇雄+小林和人+菅野康晴|民藝・生活工芸・作用
□公開|2021年2月11日-3月14日/約235分
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=537











20210304

出品作より、辻和美監修《dessert time(plastic color)》(安藤雅信+辻和美+三谷龍二作)。

■展覧会|生活工芸の作家たち4:つどう
□2月26日-3月7日@工芸青花(神楽坂)
□出品|安藤雅信+辻和美+三谷龍二
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210201.html

*今展の作品販売はサイレントオークション(入札形式)でおこないます。展示会場とオンライン、どちらでも入札に御参加いただけます。詳細は以下より御確認ください。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210201/auction_info.html

作家3人に、今展についてお話をうかがいました。各作品のみどころなども語られています。

青花茶話|4|安藤雅信+辻和美+三谷龍二|「生活工芸の作家たち4:つどう」展のこと
https://www.youtube.com/watch?v=hmN1nkS4ErI

こちらもよろしければ。

■通信講座|工芸と私8|高木崇雄+小林和人+菅野康晴|民藝・生活工芸・作用
□公開|2021年2月11日-3月14日/約235分
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=537















20210303

出品作より、安藤雅信監修「珈琲茶箱」(安藤雅信+辻和美+三谷龍二作)。

■展覧会|生活工芸の作家たち4:つどう
□2月26日-3月7日@工芸青花(神楽坂)
□出品|安藤雅信+辻和美+三谷龍二
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210201.html

*今展の作品販売はサイレントオークション(入札形式)でおこないます。展示会場とオンライン、どちらでも入札に御参加いただけます。詳細は以下より御確認ください。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210201/auction_info.html

作家3人に、今展についてお話をうかがいました。各作品のみどころなども語られています。

青花茶話|4|安藤雅信+辻和美+三谷龍二|「生活工芸の作家たち4:つどう」展のこと
https://www.youtube.com/watch?v=hmN1nkS4ErI

こちらもよろしければ。

■通信講座|工芸と私8|高木崇雄+小林和人+菅野康晴|民藝・生活工芸・作用
□公開|2021年2月11日-3月14日/約235分
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=537























20210303

出品作より、三谷龍二監修「朝ごはんセット(2名分)」(安藤雅信+辻和美+三谷龍二作)。

■展覧会|生活工芸の作家たち4:つどう
□2月26日-3月7日@工芸青花(神楽坂)
□出品|安藤雅信+辻和美+三谷龍二
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210201.html

*今展の作品販売はサイレントオークション(入札形式)でおこないます。展示会場とオンライン、どちらでも入札に御参加いただけます。詳細は以下より御確認ください。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210201/auction_info.html

作家3人に、今展についてお話をうかがいました。

青花茶話|4|安藤雅信+辻和美+三谷龍二|「生活工芸の作家たち4:つどう」展のこと
https://www.youtube.com/watch?v=hmN1nkS4ErI

こちらもよろしければ。

■通信講座|工芸と私8|高木崇雄+小林和人+菅野康晴|民藝・生活工芸・作用
□公開|2021年2月11日-3月14日/約235分
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=537





















20210303

あらたにはじめた骨董通販サイト seikanet、引続き公開中です(3月14日まで)。追加出品もありました。
https://kogei-seika.net/

2021年3月1日(月)19時より、骨董通販サイト seikanet をはじめます。青花の活動をつうじて、それまで骨董に縁をもたなかった人々が、古物と出会い、もとめ、日々をともに暮すよろこびを語るのをきいてきました。人と会って話してはじめてわかることがあるように、美術や工芸も、ともに暮すことでしか得られないよろこびがあります。seikanet が、そうした縁をむすぶ場になることを願っています。

サイトは毎月1日と15日の19時に更新します。1日は出店者の個性が発揮される「自由」出品、15日は「特集」出品です。更新すると前回のページは消え、全商品が入れかわりますので、毎回あらたな品々を御覧いただけます。 商品はすべて定価販売(税込・送料込)のため、価格交渉や落札等の手間がかかりません。







20210302

出品作より、辻和美監修《still life》(安藤雅信+辻和美+三谷龍二作)。

■展覧会|生活工芸の作家たち4:つどう
□2月26日-3月7日@工芸青花(神楽坂)
□出品|安藤雅信+辻和美+三谷龍二
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210201.html

*今展の作品販売はサイレントオークション(入札形式)でおこないます。展示会場とオンライン、どちらでも入札に御参加いただけます。詳細は以下より御確認ください。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210201/auction_info.html

3作家に、今展についてお話をうかがいました。
https://www.youtube.com/watch?v=hmN1nkS4ErI

こちらもよろしければ。

■通信講座|工芸と私8|高木崇雄+小林和人+菅野康晴|民藝・生活工芸・作用
□公開|2021年2月11日-3月14日/約235分
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=537















20210302

お知らせ

松本で3人のお話をうかがいました。なぜ共作展になったのか、その苦心とよろこび。

■青花茶話|4|安藤雅信+辻和美+三谷龍二|「生活工芸の作家たち4:つどう」展のこと
https://www.youtube.com/watch?v=hmN1nkS4ErI

引続き開催中です。

■展覧会|生活工芸の作家たち4:つどう
□2月26日-3月7日@工芸青花(神楽坂)
□出品|安藤雅信+辻和美+三谷龍二
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210201.html

*今展の作品販売はサイレントオークション(入札形式)でおこないます。詳細は以下より御確認ください。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20210201/auction_info.html

写真は安藤雅信監修「中国茶箱」。



















20210301

花人・川瀬敏郎さんのウェブ連載「四時之花」更新しました(第45回。毎週7点ずつ公開。川瀬さんの言葉と花名等を附します)。

3月の花はむつかしい。花が若いだけに、秋のような奥行はなく、「時分の花」にみえてしまう。この週は、わずかな花で、凛とした 3 月をいけた。(川瀬敏郎)

花=山茱萸、白椿(御輪)
器=竹一重切花入(金森宗和作)
撮影=佐々木英基/川瀬敏郎事務所

詳細、御購入はこちらから
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=542

「四时之花」的中文版线上连载也开始了,欢迎点击以下链接了解详情。
https://mp.weixin.qq.com/s/zTR6grr6YVwWMzgTZNeKlQ





20210301

お知らせ

骨董通販サイト seikanet 公開しました。
https://kogei-seika.net/

今回(3月1−14日)は「自由」出品です。掲載順は、商品登録順です(期間中は追加出品もあります)。販売済商品は最下段に移動されます。

写真以外の品々も掲載しています。画像をタップすると、別カットや作品解説のページになります。おたのしみいただけましたら幸いです。









20210301

お知らせ

いよいよ本日(3月1日)19時より、あらたに骨董通販サイト「seikanet」をはじめます。すでによき品々が登録されています。ぜひおたのしみください。
https://kogei-seika.net/

公開にあわせて、監修者の古美術栗八・高木孝さんによる出店者インタビュウ動画も公開しました。
https://www.youtube.com/watch?v=TvZhUqgBzEo&t=3s

以下、seikanet 出店者一覧です。
https://www.kogei-seika.jp/news/seikanet.html




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