20190911

南西フランスのロマネスク取材をつづけています。暑い1日でした。村役場によんでいただきました。地方紙の取材もうけました。











20190910

先般の「札幌・アイヌ・古道具」展(神楽坂一水寮)には多くのかたがいらしてくださり、ありがたいことでした。出品者の倉谷弥生さん(古道具十一月)には新刊の『工芸青花』12号でも取材しています(それが展示のきっかけでした)。以下は特集「三人とアイヌ」のリードです。

札幌にサビタ(ノリウツギの異名。夏に白花が咲く)という工芸ギャラリーがあり、店主の吉田真弓さんと話していて、この特集をつくろうと思いました。吉田さんがひきあわせてくれた三人の仕事を紹介する記事です。共通するテーマがアイヌでした。アイヌ(アイヌ語で「人」の意)とは、北海道、樺太、千島列島、カムチャッカ半島、本州北端部に先住していた民族で、いまはおもに北海道に居住しています(二〇一三年の調査では道内に約一万七〇〇〇人が暮しています)。

山岸由史子さん。札幌在住の刺繡作家で、アイヌ文様をモチーフにしています。以前は「クロノス」という工芸店もいとなんでいました。亡き夫は木工家の山岸憲史(一九二六—八九)で、やはりアイヌ工芸を範とした器やニポポ(土産物としてつくられた人形)で知られます。ふたりの作品を紹介します。

ショウヤ・グリッグさん。ニセコ在住のイギリス人写真家。一九九四年に来日、札幌でデザイン会社をおこし、のちニセコでホテル(坐忘林)やレストラン(SOMOZA)をはじめます。広大な自然と、とぎすまされた空間。その対比が劇的で、成功をおさめています。アイヌ工芸の収集家でもある彼の写真を掲載します。

倉谷弥生さん。札幌在住。「古道具十一月」店主。二〇〇三年開業。倉谷さんの店には、たとえばブリキの雨戸や古紙の束、抽斗いっぱいの古釘などがあります。言葉にするとなんの変哲もないのですが、どれもたたずまいが独特で、ふつうの店ではありませんでした。アイヌの工芸品は近代に土産物としてつくられたものも多く(木彫り熊ほか)、アイヌ的なるものとはなにかは、なかなかむつかしい。今回はむしろ、倉谷的なるものをみせようと思いました。S

12号の目次、各章リードは以下で御覧いただけます。
https://www.kogei-seika.jp/book/kogei-seika012.html

各地の販売店一覧です。
https://www.kogei-seika.jp/about/booksellers.html

青花のウェブサイトでも販売しています。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=289

よろしければ定期購読(青花入会)も御検討ください。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=4







20190910

美術史家の金沢百枝さんと南仏ロマネスク取材、今日は終日モワサックでした。芸術新潮のとき以来17年ぶり。すこしさきの『工芸青花』で特集します。





20190909

新刊の『工芸青花』12号、発売中です。巻頭は前号につづき、望月通陽さんの型染絵を貼付しています。ありがたいことに、毎号新作です。よくみると輪郭や色の表情がひとつひとつことなります。立体もよくする望月さんは彫刻をつくるように、型紙を彫り、色を染めているのだと思います。

12号の目次、各章リードは以下で御覧いただけます。
https://www.kogei-seika.jp/book/kogei-seika012.html

各地の販売店一覧です。
https://www.kogei-seika.jp/about/booksellers.html

青花のウェブサイトでも販売しています。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=289

よろしければ定期購読(青花入会)も御検討ください。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=4







20190909

今年のロマネスク取材は南仏です。昨夜からトゥールーズ。





20190907

今日は建築家の中村好文さんと増田奏さんの講座「住宅設計入門」の第2回(住宅見学会)でした。鎌倉、葉山、大磯の住宅を拝見しました。お世話になったみなさま、ありがとうございました。本講も4年目、今年もまた海をみることができました。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=280

神楽坂では明日8日が「札幌・アイヌ・古道具」展の最終日です(一水寮。13−19時)。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20190801.html









20190906

「札幌・アイヌ・古道具」展、開催中です(9月8日まで。神楽坂一水寮。13−19時)。出品者は倉谷弥生さん(古道具十一月)。タンパクオプ(煙草入。明治−大正)とニンカリ(耳飾り。大正−昭和初)。煙草は刻み煙草で、ニキセリ(きせる)で吸っていました。ニンカリは真鍮製、〈子供のときから男女ともニンカリをつけており、夜寝るとき以外はあまりはずさなかったそうです〉(萱野茂『アイヌの民具』)。それぞれに文様が刻まれています。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20190801.html







20190905

古道具坂田の坂田和實さんがえらんだタパ(樹皮布)の展覧会がひらかれます(9月14日−10月6日@新宿BEAMS・Bギャラリー)。先日の多摩美の古布展と同様、大和プレス所蔵のもので、94枚の文様をみくらべることができます。
https://www.beams.co.jp/news/1630/

その全点を新撮、1頁大で掲載した図録も刊行されます(A4上製カラー120頁。大和プレス編集+刊行)。青花のサイトでも予約販売はじめました。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=290

文様にきびしい坂田さんが、文様美の代表のようなタパからどんな文様をえらんだのか、そのあたりの機微をつかめたらと思います。以下と写真は坂田さんの本『ひとりよがりのものさし』より(掲載作も出品されます)。

〈樹皮布は南太平洋諸島で広く使用されたもので、樹の皮をはがし、木槌で打つことで繊維と繊維を絡ませて布としたもの。ニューギニア島やトンガの物はよく見たけれど、コンゴ盆地を中心に暮らしているピグミー族の物を見たのは十年前が初めてだった。(略)それに較べるとピグミーの物は今でも使用している実用品。だからこそ文様も生きているのだろう〉





20190903

「札幌・アイヌ・古道具」展、開催中です(9月8日まで。神楽坂一水寮。13−19時)。出品者は倉谷弥生さん(古道具十一月)。写真は古シャツ(昭和)と、馬渕寛子さんの紙作品《お守り》。馬渕さんは北海道在住の作家で、「お守り」のほか、美しい便箋や封筒も展示しています。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20190801.html







20190902

「札幌・アイヌ・古道具」展、開催中です(9月8日まで。神楽坂一水寮。13−19時)。出品者は倉谷弥生さん(古道具十一月)。写真は鉄馬(高麗時代の祭具)と、馬に掛ける布(昭和)。鉄馬は歩きだしそう。馬掛けは四折りで、ひろげることもできます。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20190801.html







20190901

「札幌・アイヌ・古道具」展、開催中です(9月8日まで。神楽坂一水寮。13−19時)。出品者は倉谷弥生さん(古道具十一月)。写真の人形は木工家ではない北海道の老人が彫ったもの(昭和)。80体あり、表情もことなり、アイヌのニポポ人形のようにも、仏像のようにもみえます。2点目は樺太のニマ(刳り鉢。明治−大正)。ゆらぐかたち、肉厚な手どり、にぶい光沢にひかれます。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20190801.html







20190901

『工芸青花』の新刊12号、できあがりました。昨日今日と検品、貼り絵、ナンバリングと梱包作業でした。会員の方々には明日発送します。お待たせしました。今回も作業を手伝ってくれたみなさん、ありがとうございました。

12号のウェブ販売もはじめました(発送は9月初旬になります)。各地の販売店一覧ものちほど更新します。
https://www.kogei-seika.jp/book/kogei-seika012.html
https://www.kogei-seika.jp/about/booksellers.html

この機に、よろしければ定期購読(青花入会)も御検討ください。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=4






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