20250515

今年10周年の「青花の会|骨董祭」は今週末開催です。直前に、あらためてのお知らせです。
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青花の会|骨董祭2025
https://www.kogei-seika.jp/seikafes/2025.html
□日時
5月16日(金)16-19時 *内覧会(青花会員及び御招待者)・販売有
5月17日(土)11-18時
5月18日(日)11-17時
□会場
青花室|東京都新宿区矢来町71 新潮社倉庫内(神楽坂)
□入場料1500円
*2日間(5月17・18日)共通・小冊子付・再入場可
*青花会員は無料です
*入場券は17日午前11時より会場受付で販売します
□出展
井上オリエンタルアート日本橋/大塚美術/花徑/花元/神 ひと ケモノ/画室/工藝丹中/古童/古美術うまのほね/古美術川﨑/古美術京橋/古美術小林/古美術陣屋/古美術錫/古美術肥後/古美術三樹/古美術山法師/古美術28/綵花堂/四方堂/志村道具店/草友舎/素骨庵八木/となりのトトや/中上/秦志伸/前坂晴天堂/利菴アーツコレクション/gallery uchiumi/honogra/IMADO/LAPIN ART GALLERY/SEKIGAWA FINE ART/Swallowdale Antiques
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今年から会場がかわります。建物は1959年造の出版倉庫です(国登録有形文化財)。昨年、建築家・中村好文さんにより、1・3階が改修されました。
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場所は、地下鉄東西線神楽坂駅2番出口(早稲田口)から徒歩1、2分、la kagu の裏手です。入口は、染色家・望月通陽さんの型染(藍染)の旗が目印です(写真)。
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受付は1階です。入場券の確認後、通路奥の階段より3階へ上がってください。3階に、全出展者の展示があります。ちなみに階段の木製手すりも中村さんデザインで、故・坂田和實さんの美術館 as it is(中村さん設計)の階段手すりと同手です。また、通路つきあたりに立つ3米ほどの木の棒は、ブランクーシ《無限柱》の着想素としても知られるワイン圧搾機のネジで、彫刻家・豊福知徳『愉しき西洋骨董』所載品(同書は坂田さんの愛読書でした)。
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1階の受付脇の部屋は、骨董祭の3日間、珈琲焙煎家オオヤミノルさん監修の喫茶室にしています。昨年はオオヤさん自身が参加してくれましたが、今年は台湾で仕事中。よって「無人販売がちょうどいいオオヤコーヒ焙煎所です(笑)」に。「今回ご用意したのは、グアテマラエキゾティコMAMグレイス中ヤキと中深ヤキです。グアテマラの個性というものがほぼ消失してしまったような昨今、10年前はこんなコーヒーをグアテマラらしいと言っていました。強いボディと甘みと渋味のバランス。苦くないものが好きなら中ヤキ、苦いコーヒーが好きなら中深ヤキをご賞味ください」。番茶やジュース、フルーツケーキもあります。豆も買えます。青花の本なども販売します。
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1階の喫茶室では、土日の午後、以下のトークもおこないます。予約不要、出入りも自由なので、コーヒーをのみながらきいてください。立ち見も可。打合せなしの雑談なので、私も気楽です。

■鼎談|骨董と私|安東敬三(花元)+大塚麻央(大塚美術)+清水喜守(古美術28)
□5月17日(土)14-15時半

■対談|骨董と私|大塚潔(大塚美術)+木村宗慎(茶人)
□5月18日(日)14-15時半
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青花室(倉庫内)から徒歩2、3分の一水寮(工芸青花2)でも、骨董祭の3日間、茶人・木村宗慎さん監修の茶席をもうけます。茶・菓・器三様のよろこびの大きさで群をぬく木村さん+芳心会の茶。かねてよりオオヤ、木村は現代日本の喫茶文化を牽引する両翼(左と右)と思っているので(ともに拠点は京都です)、近いうちに対峙する場をつくりましょう。一水寮の茶席の時間は、以下の茶会がはじまるまで、です。
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■茶話会|木村宗慎|青花的茶事|骨董玩賞:高麗の侘びと数寄
1)5月16日(金)19時-20時半|19時集合
2)5月17日(土)18時-19時半|18時集合
3)5月18日(日)16時-17時半|16時集合
https://store.kogei-seika.jp/products/sawa-kimura-01

18日のみ残席すこしあります。集合場所は青花室(倉庫1階)なので御注意ください。
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と、いろいろなことをおこないますが、骨董祭の主役はやはり骨董工芸です。各出展者の気合の入った推奨品は、1点目、2点目(5月18日から販売)ともにインスタグラムのハイライトで紹介しています。じっくり吟味したうえで、ぜひ会場で、のこってきた/まもられてきた物の力を体感してください。
https://www.instagram.com/.../highlights/18263252521276189/





20250512

韓国取材も今日まで。ソウルからぐるりと国土をほぼ一周、ときどき雨にふられつつも、多くの方のお世話になり、よい取材ができました。今週末は大事な骨董祭(李朝工芸の見方がかわった気もします)。そのまえに、生活工芸の本と展示のやはり大事な打合せもあります。
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青花の会|骨董祭2025
https://www.kogei-seika.jp/seikafes/2025.html
■日時
5月16日(金)16-19時 *内覧会(青花会員及び御招待者)・販売有
5月17日(土)11-18時
5月18日(日)11-17時
■会場
青花室|東京都新宿区矢来町71 新潮社倉庫内(神楽坂)
■入場料1500円
*2日間(5月17・18日)共通・小冊子付・再入場可
*青花会員は無料です
*入場券は17日午前11時より会場受付で販売します
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■木村宗慎|青花的茶事|骨董玩賞:高麗の侘びと数寄
□5月16−18日|一水寮(神楽坂)*青花室集合
https://store.kogei-seika.jp/products/sawa-kimura-01





20250510

あらたな催事です。青花では、研究者/専門家の知見にふれることが、物をみるとき、判断するときの基礎になる、と思っています。
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■講座|金沢百枝|ロマネスク美術への旅2|古代世界からキリスト教世界へ
□6月18日18時@青花室
https://store.kogei-seika.jp/products/lecture-romanesque-02
*5月12日まで青花会員優先

金沢さんから|大学院時代にお世話になった辻佐保子先生に『古代世界からキリスト教世界へ』(岩波書店)という本があります。一度読んでも理解できず、繰返し読んだ本のひとつです。噛めば噛むほど味が出るスルメのようで、読むたびに発見があります。古代ローマ時代、いかにしてキリスト教美術、建築が生れたのか。ロマネスク美術を理解するために、いったん古代に遡り、両者の連続と断絶を見たいと思います。
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■講座|東アジアの工芸と文人|全3回
1|中国|新井崇之|7月15日18時@青花室
2|日本|前﨑信也|9月9日18時@青花室
3|朝鮮|田代裕一朗|11月11日18時@青花室
https://store.kogei-seika.jp/products/lecture-eastasia-01

監修者・田代さんから|かつて東アジアには文化の担い手として「文人」がいました。もともと中国にはじまる概念ですが、実際の姿は決して一枚岩ではなく、日本・中国・韓国朝鮮で微妙に異なります。今回の連続講座は、「工芸」を手がかりに、共通点と相違点をあぶり出し、それぞれの「文人」が追い求めた美意識を考察するものです。







20250509

「青花の会|骨董祭2025」はもうすぐ、来週末の開催です。

10周年の今年は会場がかわります(東西線神楽坂駅から徒歩2分)。来場者に配布する冊子──出展者34人のコメント、推奨品の写真(撮影・奥山晴日)等──の体裁もかえました(装丁・服部一成)。

会場1階にはオオヤコーヒ監修の喫茶室もつくります。近くの一水寮では、3日間、木村宗慎さんの記念茶会をおこないます(残席わずか)。

骨董の現在地がわかる、年に1度の催事です。ぜひおはこびください。
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青花の会|骨董祭2025
https://www.kogei-seika.jp/seikafes/2025.html
■日時
5月16日(金)16-19時 *内覧会(青花会員及び御招待者)・販売有
5月17日(土)11-18時
5月18日(日)11-17時
■会場
青花室|東京都新宿区矢来町71 新潮社倉庫内(神楽坂)
■入場料1500円
*2日間(5月17・18日)共通・小冊子付・再入場可
*青花会員は無料です
*入場券は17日午前11時より会場受付で販売します
■出展
井上オリエンタルアート日本橋/大塚美術/花徑/花元/神 ひと ケモノ/画室/工藝丹中/古童/古美術うまのほね/古美術川﨑/古美術京橋/古美術小林/古美術陣屋/古美術錫/古美術肥後/古美術三樹/古美術山法師/古美術28/綵花堂/四方堂/志村道具店/草友舎/素骨庵八木/となりのトトや/中上/秦志伸/前坂晴天堂/利菴アーツコレクション/gallery uchiumi/honogra/IMADO/LAPIN ART GALLERY/SEKIGAWA FINE ART/Swallowdale Antiques

各出展者の推奨品は1点目、2点目(5月18日から販売)とも、インスタグラムのハイライトで紹介中です。
https://www.instagram.com/.../highlights/18263252521276189/
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■木村宗慎|青花的茶事|骨董玩賞:高麗の侘びと数寄
□5月16−18日|一水寮(神楽坂)*青花室集合
https://store.kogei-seika.jp/products/sawa-kimura-01
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撮影|奥山晴日(2点目)/キッチンミノル(4点目)











20250509

韓国取材中。全羅南道、夕暮れ。





20250506

韓国取材。忠清南道。しずかな犬と吠える犬。





20250505

韓国取材です。肌寒いソウル。7月から、「東アジアの工芸と文人」と題した連続講座もはじめます(募集は5月初旬より)。





20250503

明日4日まで。

■花之本―川瀨敏郎花道藝術|菅野康晴攝影作品展
□2025年4月12日-5月4日|11-18時|元白gallery(杭州市西湖區留和路139號東信和創園31幢)
https://www.instagram.com/gallery_yuanbai/

映像製作|元白gallery
https://www.facebook.com/kogei.seika/videos/1846339329241689



20250502

古美術栗八・高木孝さんの連載「花と器と」更新しました。器は丹波薬研、随想は「伊勢屋さんのこと2」です。骨董商も工芸誌の編集者も、物を相手にしていても、けっきょくは人と生きている、と思いました。
https://www.kogei-seika.jp/blog/takagi_hana/075.html

〈握った途端、涙がこぼれ、顔が上げられません。黙ったままお辞儀を繰り返すと、「大丈夫、大丈夫」と肩を叩かれ、「高木君なら大丈夫。お互い、がんばりましょう」と強く握り返され、手は離れました。(略)この日が、伊勢屋さんとお会いした最後となりました〉

古美術栗八・高木さん監修による骨董通販サイト「seikanet」も更新しました(月2回更新)。今回は自由出品(5月15日まで)。

online antique store|古董邮购网站
https://store.kogei-seika.jp/collections/seikanet-95






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